こんにちは。パソコンドック24 新宿店 です。
MacBook Pro2017年モデル
世田谷区三軒茶屋のお客様より
日本語(JIS)キーボードを英語(US)キーボードへ変えて欲しいとのご要望でお持ち込みされました。
英語(US)キーボードと日本語(JIS)キーボードはキーの配列や大きさが違いますので、トップケース、トラックパッド、トラックパッドケーブルの交換が必要になります。
ボトムケースをスライドし、外す際にICチップやチップコンデンサを損傷させないように注意してボトムケースを外します。
ボトムケースを外したら、バッテリーフレックスケーブル、BMU電源ボタンを外します。
トップケース交換は、全分解作業が必要になりますので、Display Assembly周り、ロジックボード等のケーブル、スクリューを外していきます。
MacBook Proタッチバー搭載機で注意しなければならないことは、Touch IDとロジックボードは2つで一つということです。
例えば、Touch IDが故障した場合、ロジックボードも一緒に交換しなければなりません。
Touch IDとロジックボードは紐付いております。
ブラックスティックで指しているケーブルがTouch ID ケーブルです。
Display、ロジックボード、FANを外します。
Touch IDを外すためには、フレクシャーを固定しているスクリューを外していきます。
この部品がフレクシャーです。
フレクシャーを外したら、Touch ID ケーブルを表側から外します。
この時にケーブルを損傷させないように細心の注意を払います。
Touch IDを破損させずに無事に取り外すことができました。
余談ですが、電源ボタンの押し感が悪いという症状の場合、ブラックスティックの先にある丸いSIMを交換しなければなりません。
バッテリー、スピーカー以外のすべてのパーツを外した所です。
ここから英語(US)トップケースへパーツの移植を行います。
パーツをすべて移植し、元どおりに組み直します。
電源を投入し、正常に動作しているか確認します。JISキーボードに見慣れているせいか、USキーボードがとても素敵に見えます。
パソコンドック新宿店では、お客様のご要望により日本語キーボードからUSキーボードへ変更する事も出来ます。
逆にUSキーボードが使いづらくJISキーボードにしたいとお考えのお客様のご要望にもお答えします。
愛着のあるパソコンに、さらに愛着を持てるよう、お力添えさせて頂きます。
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