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MacBook Pro(late-2016)水没修理事例 大阪市淀川区のMac修理事例

カテゴリー :Mac修理 水没・水濡れ修理(Mac)

こんにちは。パソコンドック24 新大阪店 です。

大阪市淀川区のお客様より、水没したApple MacBook Pro Retina 15インチのlate-2016モデルの修理依頼をいただきました。

MacBook Pro(late-2016)水没修理事例

お客様からは左隣にコップを置いていて、コップが倒れて左端から少し水が侵入したということでした。

症状は、電源は入るものの、TouchBarが表示されない。MacOSが起動しないということです。

2016以降のMacBook Pro Retina15インチは、裏蓋の左右にスリットが入っており、
このスリットから液体が侵入することが多いようです。

MacBook Proの裏側の画像ですが、
矢印で示したスリットの部分からちょっとした液体が侵入しやすい構造となっています。

大したことない水分量でも、基板に液体が付着すると大問題になることがありますので、
このモデルをご使用されている方はくれぐれもご注意くださいね。

それでは、裏蓋をあけてみましょう。
2016以降のモデルでは、従来の機種と異なり、裏蓋の開け方が少し特殊です。
ちょっとしたコツを使いながら、慎重に裏蓋を外します。

こちらがパソコンを裏向けて、裏蓋を開けた状態です。
右端のほうにピンク色をした何かがあるのがわかるでしょうか。

このピンク色のシールは元々真っ白いシールで、水分と反応してピンク色に変色するシールなのです。
メーカーはこのシールを見て、水没したかどうかを簡単に確認できるというわけです。

そして、この赤丸で囲った範囲内で腐食している箇所が少しありますね。

次に裏面(キーボード側)の基板を見てみます。

赤丸内が腐食箇所ですが、表面で腐食していた箇所のちょうど裏面です。
赤丸をもっと拡大してみます。

赤矢印の腐食箇所はすごくわかりやすいですね。

表面も裏面も腐食箇所が確認できたので、
洗浄と再はんだをして、腐食の除去と腐食によって削られたはんだを再度はんだ付けしなおします。

そして、仮組みしていざ電源ON!

無事画面が表示されました。

気にしていたTouchBarもきちんと表示されます。

テストアカウントで再度リカバリー。
無事リカバリーもうまくいき、デスクトップ画面まで表示させることができました。

そのほか、各種USBポートやイヤホンジャックのインターフェースも正常に動作していることを確認して作業完了です。

お客様は事前にAppleの正規代理店へお持込していたのですが、
水没は自損扱いなので、かなりの修理代金が発生する見積もりが上がってきていたとのことです。
今回、パソコンドック24で水没修理が成功して、料金もApple正規代理店の見積もりの半額以下で済んだことを大変喜んでおられました。

水没してしまって、メーカーに修理を依頼するも高額な金額を提示されて困っている方、
メーカーの保証期間が切れているけどそのパソコンを使い続ける必要がある方など、
お困りの際には、是非パソコンドック24新大阪店までお気軽にご相談ください。

PC修理 水こぼし・水没(修理に関する参考費用はこちら)


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