今回の依頼は、ヒンジの破損での持ち込みです。
ちょっと変わったノートPCですが、液晶を反転するとタブレットにもなります。
商品名の ”Zシリーズ” のZの字のごとく変化します。ソニーの伝統を引き継ぐアイデアではないでしょうか?
さて、今回はヒンジの破損修理です。見事にボルトが無くなり、根元からヒンジの金具が抜け落ちております。
早速分解です。ボルトが2本とも切れております。右下側にあるのは、切れた2個のボルト破片。
このボルト、低頭ボルトと呼ばれるもので、どうしても頭の部分が弱いようです。
また、直径2.6mmを使うのが一般的ですが、直径2.0mmを使っています。
そして、切れた左側のヒンジはボルト2本、逆側は3本で固定されていました。
液晶パネルの上半身は、リスクが高く分解できないので、穴をドリルで貫通して、ボルト止めとしました。
開閉を確認して、表示もOKとなりました。ちょっと変わった一品のパソコン修理でした。
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