こんにちは、パソコンドック24 京都・阪急桂駅前店の井上です。
今回はNECのタブレットパソコンVK15WT-Cの修理です。
大阪の企業様からのお預かりとなります。
COSバッテリー消耗により、BIOS表示画面から、起動の都度「F2」キーを押さないと進まない。
また日付の設定が保持されず、起動の度に直さないといけないとの内容です。
最近のノートパソコンやタブレットパソコン等では、バッテリーの取り外しが容易にできないモデルでは、CMOSバッテリーが省略されて、兼用されているものもありますが、少し前までのモデルでは、内蔵のCMOS電池を持っています。
OSが起動するまでの最小限のプログラム(BIOS)の設定情報を保持するのが、このCMOS電池なのです。
当然電池ですので、何年か経ってくると消耗し、規定の電圧を下回ってくると、設定情報が保持できず、工場出荷時の情報に戻ってしまいます。
劣化消耗により、起動の度に黒い画面と英字が表示され、OSが起動しない、日付等の設定が保持されないということが発生します。
本体を分解し、サクッとCMOS電池を交換します。
BIOSを起動し、日付等設定して、保存。黒い画面が出てこないこと、日付が保持されていることを、何度か再起動して確認し、本体を組み上げていきます。
組み上げ後、他の不具合が無いか確認し、クリーニングして完了です。
同機種以外でも、同様の症状でお困りのお客様は、パソコンドック24までお気軽にご相談ください。
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