こんにちは。パソコンドック24 岡山店 です。
今回は、Lenovoノートパソコンのヒンジ修理事例です。
ノートパソコンは、軽量・薄型が進んだ結果、接続部等の強度は弱くなっている傾向があります。
今回のご依頼は、ThinkPad X1 Carbon「強靭で超軽量なカーボンボディ」を謳っているだけあって、頑丈そうにみえますが・・・。
お預かりの後、分解して、故障部位の確認と修理方針の検討に入ります。
今回は、初のケースで、なんと天板(液晶)側のヒンジ破損でした!
◇写真1.ヒンジの状態
△液晶側のヒンジ受け部分が、根本付近から、パッキリ折れています。
幸いもう片方のヒンジは、正常であることが確認できたので、修理方針の検討です。
通常、筐体の下側の補修なので、強度と耐久性を考えて、方針を決めるのですが、
今回は、液晶側ということで、非常に選択肢が狭まります。
また、ヒンジと筐体の隙間も限られているため、難易度が高ます。
◇写真2.補修の様子
△破損個所、はめ込んでみると、ある程度のホールド力がありました。
できれば、2か所に穴をあけホールドさせたいところですが、
破損部位がカッチリと、はまる形状であることを応用し、「ヒンジカバー穴あけホールド」を選択しました!
◇写真3.補修の様子
△慎重に穴加工し、ボルト長さ調整とバリ取り、シールで保護します。
◇写真4.補修完了・正常起動
△ぐらつき等が無いかの確認、正常起動起動の確認、すべて問題なく完了しました。
ヒンジ修理は、どうしても見栄えは悪くなりますが、
「さらなる破損」、「断線の恐れ」などの不安を取り除くことができるため、
安心して開閉できるパソコンに生まれ変わるメリットは大きいです。
もう、直らないかな?と思われたり、メーカー等の高額の見積りに迷われたら、あきらめずに、まず、お問い合わせください!
岡山店ではお客様のご要望を大切に、最適な修理方法をご提案させていただきます。
PC修理 「画面のトラブル」の症状は?(修理に関する参考費用はこちら)
更新:
公開: