修理事例

異音がするハードディスク(HDD)からデータを復旧【ブーブーと言うブザー音】

修理事例をご覧いただき、ありがとうございます。
パソコンドック24 仙台駅東口店の相沢です。

今回は、ブーブーとブザーのような異音が鳴っているハードディスク(以下、HDD)から、データ復旧する事例をご紹介します。

当店は、過去にご紹介しているようにHDDを物理的に解体し、中の部品交換まで行ってデータを取り出すための専門機材やノウハウを持っています。
以前ご紹介した記事もHDDから異音がすると言う点では似ているので、よろしければご参照いただければと思います。

異音がするハードディスク(HDD)からデータを復旧
https://www.pcdock24.com/blog/?p=34604

では、実際の案件内容をご説明させていただきます。
「HDDから変な音を聞いたことがある」と言う方も多いとは思いますが、ブザーのような音を聞いた方は珍しいのではないでしょうか。
HDDの異音といえばカッコンカッコン(カッチンカッチン)と言うのが一般的です。

以前の記事では
「円盤(通称:プラッタ)が回転しているところに、針のような部分(通称:ヘッド)が動いて行き、データの読み書きを行っています」
「カッコンカッコンと言うあの独特の音は、ヘッドが動き出した直後に情報の読み取りに失敗し、自動的に何度もリトライを繰り返すことで発生します」
とご説明しました。

同じHDDの異音ではありますが、なぜ音が違ってくるのでしょうか。
それはHDDの蓋を開けてみれば、一目瞭然です。


これが、ブザー音のするHDDを開封した状態です。

何がおかしいのか。
それはヘッド(針の部分)がプラッタ(円盤)の上で停止していることがおかしいのです。

 本来の位置はここです(過去記事より)。

 

このタイプのHDDのヘッドは、円盤状では静止せずHDDの電源が切れる時は、自動で円盤の外側にあるランプと言われる部分に退避するように設計されています。
しかし、この場合は円盤状でヘッドが静止しています。
実はこれ、プラッタとヘッドが強力に吸着(固着)している状態です。
強力にくっついているがために、プラッタのモータも回転することができません。それでも電気が流ればモータは動こうとするので、悲鳴をあげるように「ブザー音」が鳴ります。

なぜヘッドとプラッタが吸着するのか、というのを説明するのは非常に難しいのですが、ツルツルのガラス同士を張り合わせると、接着剤を使ったわけでもないのに剥がれなくなる、と言うような経験をした事がある方は直感的に解りやすいと思います。
一般的にヘッド吸着と呼ばれる故障です。

 

 吸着を外し、ヘッドを本来の場所へ退避させてあげます。

しかし、ヘッドを戻してあげただけでそのまま使えるようになるとは限りません。
ヘッドもプラッタは繊細な部品ですので、ヘッド吸着になった段階でもう壊れてしまっている事も多いです。
ヘッドが壊れているだけなら、ヘッドを交換します。
プラッタが破損している場合、破損してしまっている部分のデータを出すのはかなり困難ですが、専門の解析装置を使ってその破損している部分を避けて、可能な限りお客さまのデータを復旧します。

このように、異常な音がなっている状態であっても、専門的な環境と知識、ノウハウがあれば、対応できる場合があります。

大切なデータが保存されているHDDでしたら、どのような状態でも諦める前に、ぜひ一度ご相談いただければ幸いです。

PC修理 データの取り出しのご要望は?(修理に関する参考費用はこちら)

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