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旧機種PCのWindows10サポート状況はどうなっているのか?

カテゴリー :パソコン・周辺機器のお悩み解決

旧機種PCのWindows10サポート状況は?
Windows7のサポート終了は2019年1月14日。
7ヶ月ほどとなりましたので、OSをWindows10にアップグレードすることをお考えの方もいらっしゃるかと思います。

Windows10はずっとサポートが継続されると言われていますが、少々やっかいな部分があります。

新しいバージョンのOSを使用するためには、デバイスドライバーやソフトウエアの更新が必要となる場合があります。

このあたりについてのMicrosoft・Intel・PCメーカーのサポート状況が異なってるので複雑です。

Microsoftのサポート要件

MicrosoftによればWindows10を使用可能なパソコンは、大雑把に書けば「Core2シリーズ以降のCPUでメモリーが2G以上」のパソコンとなっています。
Windows7(一部はVistaも)以降のパソコンであればメモリーさえ増設すれば動くレベルです。
もっとも、快適に使用できるかどうかはわかりませんが。

しかし、Windows10は半年に一度の大型アップデートをしていてそのタイミングでアップデート出来ないPCが一部で見受けられています。
若干の仕様変更があったためです。今後も注意は必要ですね。

IntelではCore i シリーズの3000番以降がWindows10に対応

Windows10は「Core2シリーズ以降のCPUでメモリーが2G以上」のパソコンで動作すると書いたばかりですが、CPUメーカーのIntelは対応が違っています。
IntelとしてWindows10の動作を確認しているのは、「Core i」シリーズの3000番台(第3世代)以降となっています。
Core2・Core i[第1世代・第2世代]では動作を保証していません。
動くとは思われるが保証はない、事になります。
MicrosoftとIntelの考えに差異があるのですが、さらに違いが大きいのはパソコンを製造しているPCメーカーなのです。

PCメーカーのWindows10サポート


Windows10の発売当初、PCメーカーによる動作確認機種はIntelの基準に準じるもので、第3世代もしくは第4世代Core iシリーズCPUのパソコンでした。

動作確認をすると言うことは、不具合があればデバイスドライバー・ソフトウエア・BIOSの修正を行う事を意味します。

Windows10の大型アップデートのたびに不具合修正をすることになりますが、順次サポート対象機種を変更しています。
古い機種をずっとサポートし続けることは出来ないですよね。

2019年現在のPCメーカーサポート

国内・国外メーカーで2019年5月配信の「Windows10 v1903 May 2019 Update」において、旧機種(Windows7・Windows8 8.1搭載機)の動作確認を行っているメーカーはほぼありません。
例外的にPanasonicだけがWindows8.1搭載機の一部で確認をしている程度です。
基本的には、発売時にWindows10搭載機であったもの以外はWindows10での動作を保証しないのがPCメーカーの立場となっています。

つまり、元々Windows10がインストールされているパソコンを使うことがWindows10の新バージョンにアップデートする際の条件であるわけです。

ざっくりと書きましたが、中古でWindows10にアップされたパソコンを買う場合にも上記を参考にして頂ければと思います。

実際の使用においては

Windows7のサポート終了に伴う旧機種をWindows10にアップデートは、以上のように様々な条件があります。

とはいえ、「Core2シリーズ以降のCPUでメモリーが2G以上」であればWindows10はほぼ動作します。
しかし、IntelやPCメーカーのサポートがない機種は問題を起こす可能性がある事を理解する必要はあります。

必ずしも安定して使用できるとは言い切れないとお考えください。


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