こんにちは、今回は海老名市のお客様からMicrosoft Surface pro2 のスイッチボタンが押せないということで修理ご依頼いただきました。
早速確認してみると電源ボタンの押し感が全くなく電源が入りません。
通電はしているようですがスイッチ部分が完全に押せなくなってしまっているのでスイッチ部分の部品を交換します。早速分解していきましょう。
まずは液晶の外側部分をヒートガン(ドライヤーでも代用可能)であぶって液晶裏の粘着テープを溶かしていきます。これが非常に時間のかかる作業です。あたためては吸盤で持ち上げ具合を見てダメであればまた温めを繰り返します。この工程をおこたって無理に開けたりすると液晶を割ってしまったり、配線を傷つけてしまったりするので焦らずじっくりやります。
液晶パネル外し終わりました。液晶側、本体側にこびりついた粘着テープはきれいに取り除きます。で、で、で、スイッチパネルを交換したいのですが、実はバッテリー以外をすべて取り外さないとスイッチパネルの交換ができません。。。。気の遠くなるような数(数えてみましたがざっと50個以上!)のネジを外してベゼル(外枠)、ロジックボードを外してからスイッチパネルを取り外します。
スイッチパネル取り外せました!下のネジの細かさと数がしびれます。スイッチパネルを正常動作品に変えて逆の工程で組み立てです。スイッチも押すとカチっと手ごたえがあり良い感じ。液晶パネルも元に戻してスイッチON!
電源はいりました。この後各機能を一通りチェックして完了です。無事なおってよかったです。Surfaceシリーズの電源が入らない症状は結構多いですが、原因もいろいろあります。
お困りの際はお気軽にお問い合わせください。
Surface(サーフェス)修理
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