こんにちは。パソコンドック24 新大阪店 です。
今回はあるお客様の持ち込まれたMicrosoftOfficeのトラブルについてご紹介いします。
もともとのご依頼内容はMicrosoftOfficeがインストールできないというものでした。
このような症状は珍しくなく、Windowsの問題やHDDの障害などが原因として多いのですが、
このトラブルの原因はこれらのどちらでもなく、MicrosoftOfficeそのものが問題でした。
MicrosoftOfficeそのものというとインストール用メディアのキズや汚れを疑われると思いますが、
今回のものはこれらではありませんでした。
これが問題のMicrosoftOffice2010です。
これの何が問題だったかというと、
実はこのMicrosoftOffice2010はニセモノ=偽造品でした。
こちらに注目
偽造品
本物
パッケージの中のプロダクトキーシールの文字の字体が本物とは違いますし、文もおかしな日本語になっていて印刷もななめになっています。
中味のDVDです。
偽造品
本物
偽造品はハブ部分のホログラムがシールになっていますが本物はハブ部分のホログラムがプリントですね。
偽造品
本物
パッケージも全体に色が薄く細部がぼやけています。
偽造品
本物
文字やマークも本物より小さくなっています。
偽造品
本物
偽造品
本物
この偽造Officeはパッケージから、DVDメディアまで偽造製造しているので比較的、大がかりなもののようです。
もちろん、このプロダクトKEYではライセンス認証されませんので、何度試してもMicrosoftOfficeはインストールできない訳です。
この偽造品がどこから来たのか確認すると、元もとPCに添付されていたMicrosoftOfficeを引越しの際に紛失してしまわれたそうで、PCをリカバリする必要があって急きょネットオークションで入手したとの事でした。
本来、PC添付のMicrosoftOfficeはPCとセットでない限り転売はライセンス違反となる為、購入してはいけないものですので、ご注意ください。
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