こんにちは。パソコンドック24 新宿店 です。
今回、修理のご依頼をいただいたパソコンはMac mini (Early2009)です。
お客様のご申告症状は、「電源が入らない」という内容です。
Old Macの修理については、
正直なところ修理を進めた方が良い場合と
新しいパソコンへ買い換えた方が良い場合があります。
今回のお客様はこのMac miniでしか使用できないアプリケーションソフトを複数、保有されていることから新しいパソコンへ買い換えても、代替で使用できるアプリケーションソフトが無いため修理を進めることになりました。
それでは早速、パソコンの詳細診断を進めていきましょう。
今回のMac miniで電源が入らない症状の場合、
電源のボタンが故障していて電源ボタンを押しても効かないことで、
電源が入らない場合があります。
または、ロジックボードが故障しているケースが多いです。
ロジックボードと電源ボタンが見えてきました。
まずは、電源ボタンを導通テスターでチェックします!!
電源ボタンを押すことで、導通テスターから音が鳴りました。
電源ボタンは正常(故障していない)ことを確認。
メモリモジュールは単品で検査して問題無し。
ということは…ロジックボードが故障していることが確定しました。
お客様へ故障内容をお伝えしたところ、
「長く使用することを前提で修理をしたい。この際、劣化しているHDDをSSDへ換装して欲しい。」という追加のご依頼をいただきました。
お客様のHDDを取り外してSSDへシステムデータ転送をおこなった上で、
SSD換装をしました。
ロジックボードの交換と全ての部品を組み立てていきます。
組立が無事に完了し電源を入れ正常にMacOSが起動しました。
パソコンドック24では、
単純に故障している個所を直すだけではなく、
可能な限りお客様の今後の使用環境などを加味したご提案をしております。
古いパソコンでもお気軽にご相談ください。
Mac mini 「正常に起動しない」の症状は?(修理に関する参考費用はこちら)
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