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東芝 D711/T7CB PD711T7CBFB 英文が表示されOSが起動しない

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東芝 D711/T7CB PD711T7CBFB 英文が表示されOSが起動しない

名古屋市北区からお越しのお客様に、英文でエラーメッセージが表示されOSが起動しないというご相談をいただきました。「<F1>continue」と書いてある通りF1キーを押すと進みますが、再起動するとまた同様の画面が表示されます。

症状

東芝 D711/T7CB PD711T7CBFB 英文が表示されOSが起動しない

2~3日ほど前から電源を入れるとこの画面になってしまい、OSが起動しないとのことです。
この英文は、日時を維持するためのCMOSバッテリー(ボタン電池)が切れてしまったためBIOS情報が初期化されたという意味です。

表示の通りF1キーを押せばOSが起動しますが、毎回これが出るようでは面倒ですね。
Windows7機ですのでサポート切れのことを考えインターネットには接続せず、印刷を行うためにこのパソコンを使用しているとのことです。
発売から8年以上経っているパソコンですので他の部分の劣化も気にしつつ、お預かりして診断を進めます。

分解・診断

まずはHDDを取り外すために分解を行います。

右下の蓋を開けます。

マウス、キーボードの無線子機とB-CASカードを抜き取ります。

ネジを外して蓋を取ります。

メモリーの横にCMOSバッテリーがありますね。
ひとまずはそのままにしておいて、足を外します。

あとは見えるネジとケーブルを取り外せば、裏パネルを外すことができます。

HDDは4つのネジで留められているので外してチェックツールにかけましたが、こちらは正常。
メモリーチェックテストでもエラーは発見されませんでした。

CMOSバッテリー交換

メモリーの横にあるので、細めのドライバーを使用して外します。

電圧を測ってみると、mVの数値が出た上に安定せず数値が上がったり下がったりしています。
CMOSバッテリー切れなのは間違いないですね。
同じ「2032」の新品ボタン電池をはめ込みます。

日時調整

BIOSが初期化され日時が初期設定に戻っているので、現在の日時に合わせます。

清掃・組み戻し

8年分の埃を清掃してからHDDを取り付け、組み戻します。
このタイプの一体型は光学ドライブの蓋が引っかかりやすいので注意が必要です。

問題なく起動し動くことを確認して、返却です。

PC修理 「正常に起動しない」の症状は?(修理に関する参考費用はこちら)


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