こんにちは。パソコンドック24 大阪・扇町店 です。
大阪市北区市からお越しのお客様からお預かりした、
AppleのMacBook Air(Early-2015)の水没修理事例を紹介します。
お客様からは、お酒をこぼしてしまった。まずいと思ってすぐに電源を切って、1日乾燥させて再度電源入れたら、一度はついたものの、すぐに画面が暗転した。乾燥が足らないと判断してさらに3日ほど乾燥したもののやはり最初は電源つくがすぐに落ちてしまう。とのことでした。
乾燥→起動確認を何度か繰り返して、結局まともに起動しなくなってしまったので、修理を依頼いただきました。
水没してから1週間~10日ほど経過した後のお持ち込みです。
水没後、すぐに電源を切って乾燥させたのはいい判断です。
しかし、何度も起動させてパソコンに負荷をかける前にお持ち込みいただければより復旧率は上がりますので、
是非早めにお持ち込みしていただきたかったなぁ。と感じますね。
ひとまず、何度かはある程度起動してくれている経緯もあるので、手の付けようがないほど酷くはないのかな?と期待しながら、早速洗浄作業にとりかかります。
まずは裏蓋を開けた状態です。この画像ではわかりづらいですが、局所的に小さな腐食が散見されます。
詳しく見ていきましょう。
そして最後に基板の裏面
赤丸の個所が腐食しています。(青緑になっているところが腐食です)
もっと広範囲に広がっていて各種電子パーツも焼けているようでしたら、復旧させるのも大変ですが、
この程度であればなんとかなりそうですね。
さっそく洗浄して腐食個所を洗浄していきます。
腐食個所をきれいさっぱり洗浄して、一度電源つけてみます。
無事復帰!!
あとは、時間をかけて動作確認を行い、急に電源が落ちてしまわないか、挙動がおかしくならないか等に気を付けながら、最終チェックをしていきます。
最終チェックも無事に済み、お客様に納品いたします。
今回は運よくキーボードも反応し、パーツの交換を伴わなかったので、水没診断と洗浄のメニューで完了させることができました。
あまりにも状態が酷い場合は、パーツ交換等で復帰することもございますので、もしパソコンを水没や濡らしてしまった等、お困りの場合はすぐに電源を切った上で、パソコンドック24にお持ち込みください!
MacBook Air 水こぼし・水没(修理に関する参考費用はこちら)
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