こんにちは、名古屋名東店の久保井です。
先日、フロリダ州からの留学生のお客様がいらして「日本で初めての冬。寒さに耐えれるかなぁ、雪見たいなぁ」とおっしゃってました。
寒さは耐えれそうですが、今年は雪は見れないかもしれません。
毎年、底冷えのする名古屋ですが、今年はそれほど厳しくありません。
暖冬はいろいろな方面に影響を与えて、悲鳴を上げている方も多いと聞いてます。
過ごしやすいですが、寒くない冬は少々心配です。なかなか身勝手な考えの今日この頃です。
この度の修理も外国の方でした。
私の流暢な英語で・・・と言いたいところですが、からっきしです。
しかし、お客様はきれいな日本語でお話しされてて、一安心。
お持ちいただいたMacBook Air 11-inchです。
現在販売されているMacBook Airは13.3インチのみなので11-inchのAirは貴重となりました。
私も個人的に使用していますが、10万円を切る価格帯と小さくて持ち運びしやすい機種で現在でも重宝しています。
なので液晶の割れは何とか修理したいものです。
しかも、他のMacの液晶修理と比べお得な価格帯となっています。
しかし、MacBookAirの液晶は非常に薄く、個人レベルでできるほど簡単ではありません。
パソコンドック24はこういった液晶交換の研修などを実施して日々技術の習得に励んでいます。
では、さっそく液晶パネルの交換をしていきましょう。
まずは液晶部分、上半身を切り離します。
バッテリー・ロジックボード・SSD・FANなど
ここに映っているパーツを全部取り外します。
これで上半身を取り外せます。
次に液晶の周りにある銀色のフチ(ベゼル)を外します。
こっから液晶パネルを外すのですが、この液晶は結構強力な粘着テープで張り付けてあります。
しかし、破片の飛び散りや液晶の下にある偏光フィルムを傷つけないため、今の割れの範囲をなるべく広げないように外す必要があります。
で、きれいに外せました。(慎重に作業するため途中の写真を撮る余裕がありませんでした。)
問題の液晶パネルの薄さはこんなもんです。
最近のパソコンは本体が薄いのが主流になってきています。
その分液晶やその他の部品がどんどん薄く破損しやすくなっていますので、普段使いも丁寧に扱うようにする必要があります。
新しい液晶と交換して仮組をして正常に映るか試してみます。
大丈夫のようです。
もう一度ばらして、組みなおししていきます。
無事に修理完了です。
ちょうど液晶パネルの在庫がありましたので、翌日返却ができ、お客様にも丁寧な日本語でお礼をいただきました。
11-inchのMacBookも修理が可能な場合が多いです。お困りの際はお近くのパソコンドック24までお気軽にご相談ください。
MacBook Air 「画面のトラブル」の症状は?(修理に関する参考費用はこちら)
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