こんにちは。パソコンドック24 大阪・扇町店 です。
東京都のお客様から、「朝、仕事しようと思い、電源を入れるとMacOSが起動しなくなった。」PowerBook G3の宅配修理依頼がありました。
「この時代のMacを修理できる業者がいないので、お客様は途方にくれておりました。」とのこと。
診断の前に外観を見ていきます。
裏のラベルは・・・
「©1997」23年前のMacじゃないですか!!
7色のAppleマークの時代の機種です。
早速「パワーキー」を押して電源を入れてみます。
「ジャーン」という起動音が鳴り画面が出てきますが、
フロッピーディスクのアイコンに?マークが付いちゃってます。
このアイコンが出ている時は「MacOSが見つからないよ〜MacOS起動できないよ〜」の意味です。
そして電源を入れてからMacの内部からカコンカコンと嫌な音がなっています。
電源を切ってハードディスクの診断を行います。
どんどん分解してハードディスクまで到達していきます。
ハードディスクが見えました。
5GBのハードディスクです。このハードディスクの故障が原因でMacOSが起動できてませんでした。
幸いにもお客様はデータのバックアップをしっかり取っておられたので、データは不要なので、
新品のハードディスクに交換してMacOSを起動する作戦に出ます。
5GBのハードディスクは無いため、20GBの新品のハードディスクに交換します。
交換完了後、MacOS 8.1をインストールしていきます。
この画面懐かしいですね。
インストールも順調に終わりハードディスクから起動します。
起動も順調です。
無地起動できるようになりました!!
お客様はMacOSが起動できるようになり、これでHyperCardで仕事が出来ると大変喜んでいました。
大阪市北区にある扇町店では、68K MacやPowerPC Macに精通しているスタッフが在籍しております。
修理業者が見つからなく、途方にくれる前にお気軽にご相談くださいね。
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