MacBook Air 2014 Early 11inch 画面が真っ暗で起動しない

カテゴリー :Macが起動しない Mac修理 SSD換装・交換（Mac）

名古屋・庄内緑地公園店の修理事例

名古屋市西区のお客様から、画面が真っ暗で起動しないMacBook Air 2014年モデルをお預かりしました。

電源ボタンを押しても真っ暗なままですが、液晶トップケース裏のアップルマークは白く光っていますので電源は入っているようです。
もう少し古いMacBookだと電源が入れば画面が明るくなりますが、真っ暗なままだと焦ります。

SSDの取り出し

最近のMacのノートパソコンは、メモリーどころかSSDもロジックボードに直づけされていて取り外しが出来ません。
でも、2014年のモデルはボードタイプのSSDが搭載されています。
分解すれば外して検査・交換が出来ますね。

特殊ねじを外して裏蓋を開けます。

バッテリーのすぐ上側にある細長いボードがSSDです。

SSDを外すとフォルダーマークが表示

SSDを取り外した段階で電源を入れてみました。
すると、画面が映りフォルダーの中に？マークが表示されました。

起動可能なドライブが見つからないという印ですね。
SSDがひどい壊れ方をしていル場合、最初の機器チェックの段階で止まってしまうことがあるのでSSDの重度故障と思われます。

SSD交換

取り出したSSDは他のパソコンでも認識できませんでした。
重度故障は確定です。新品のSSDを取り寄せて交換します。
SSDはMac専用品ですが、Transcendの240Gのものとなります。

Mac OS 10.15 Catalina インストール

SSDを新品に交換した後、Mac OS 10.15 Catalinaのインストールをします。
CatalinaのインストールUSBドライブで起動させたところ、SSDをきちんと認識してくれずフォーマットがうまくできません。
そのため、いったん10.11のインストーラーでフォーマットをいたします。
これでCatalinaのインストールができるようになりました。