名古屋市西区よりお越しのお客様から、「古いパソコンの引き取り処分とデータ消去証明書の発行を依頼したい」とご相談いただきました。HDDにエラーが見られたため、機械による完全消去ではなく物理破壊を行います。
パソコン無料回収
SONY VAIO PCV-JX11BPというWindows XPの頃のパソコンです。
古いパソコンで起動しないものの、中のデータは消してほしいとのことです。
回収したHDDは全て物理破壊をしてデータの読み出しを不可能にしてから処分いたしますが、データ消去証明書の発行も可能ですとお伝えしたところそちらもご依頼いただいたため早速HDDの取り出しにかかります。
HDD
パソコン内部より取り外したHDDはSATAではなくIDEタイプの端子でした。
機械による完全消去でも物理破壊でも構わないとのことでしたので、機械による完全消去が可能かどうかを確認するために検証用PCに繋いで診断ツールを起動します。
ですが認識はするものの注意状態です。
更にスクリーンショットを残し忘れたのでもう一度やり直すと、今度は「不明」と出てステータスが出てこない状態でした。
物理破壊
ステータスはどちらにしろ故障状態ですので、内部のディスクを傷つける物理破壊を行います。
HDDに使用されているネジはほとんどがトルクスネジ(星形)であることが多いです。
見えている6個のネジと、シールの下に隠されている2個のネジを外します。
このHDDは比較的ネジが少なかったため、すんなりと開くことができました。
ディスク中央回転部のネジとヘッドを外し、ディスクを2枚取り出します。
ガラス製ディスクであれば割ることになるのですが、こちらは金属製です。
同じく金属製の刃を使用して多数の傷を付けます。
もう1枚のディスクも同様にたくさんの傷を付けました。
最後にHDDの情報を書き込んだデータ消去証明書を発行し、書類を受け取りに来られたお客様に破壊したHDDをお見せして終了です。
HDDが正常な場合は機械による完全消去も可能です。
もちろん回収したHDDは全てデータを読めない状態にしておりますが、不安な方はデータ消去証明書発行メニューをご利用ください。
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