こんにちは。パソコンドック24 本町店 です。
大阪市西区のお客様より、「MacBook Proの液晶がつかなくなった」とのことでお持ち込み頂きました。
電源ボタンを押しても、画面が真っ暗なままです。
見た目には、起動しているのかどうかもよくわかりませんが、
キーボードのバックライトがついているのと、トラックパッドのクリック感があります。
診断により、ディスプレイアセンブリ全体の交換が必要となりました。
裏面のスクリューを全て取り外し、
写真にあるオレンジ色の吸盤で裏蓋を少しだけ引き上げつつ、
その隙間に専用のスティックを差し込みます。
このスティックには、先っぽより1㎝ほどのところに目印のくぼみがあります。
これより、深く差し込むとMacの内部部品を破損させてしまうよ！という目印です。
このスティックを使って、裏蓋を固定している隠れたクリップを外します。
クリップは、左右に2箇所あります。
クリップが外れても、裏蓋はまだ外れません。
写真のように少し浮くだけです。
特殊な方法を使って裏蓋を取り外します。
裏蓋の003と本体側の004が噛み合っているので、外れない構造になっています。
裏蓋が外れたら、今度はバッテリーを取り外します。
ケーブルと一個のスクリューを取り外すことで、
バッテリーから通電しなくなります。
左右のヒンジカバーを取り外します。
アンテナアセンブリを固定している16本の小さなスクリューを外します。
アンテナケーブルを固定しているスクリューを外します。
アンテナケーブルを取り外します。
液晶ケーブルカバーを固定しているスクリューを外します。
液晶ケーブルを固定している2個のカバーのスクリューを外します。
ディスプレイボードを固定している4本のスクリューを取り外します。
液晶を開いて、こんな感じで置きます。
ヒンジのスクリューを外します。
ここまでの作業で取り外したスクリューです。
小さくて、多いですね。
新しいモデルの液晶は中々本体から外れませんね。
液晶ケーブルを取り外しました。
アンテナアセンブリを取り外しました。
上半身と下半身を分離出来ました。
後は、逆の手順でディスプレイアセンブリを取り付けて行きます。
完成しました。
私が難しいと感じたところは、
最初の裏蓋の取り外しとアンテナアセンブリの取り外しと取り付けでしたね。
あと、スクリューが小さくて、ネジ穴が見えないのが悲しい…
本町店では、アセンブリ交換だけではなく、液晶パネルの交換もやります。
またいつか機会があれば、ご紹介させて頂きたいと思います。
Macの液晶のトラブルでお困りの時にはご相談ください。
可能な限り、メーカーよりもスピーディーに対応させて頂きます。
MacBook Pro 「画面のトラブル」の症状は？（修理に関する参考費用はこちら）
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