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バッテリーが膨張しているMacBook Pro (Retina, 15-inch, Late 2013)

カテゴリー : Mac修理バッテリー修理(Mac)相模大野ロビーファイブ店Apple

こんにちは。
相模大野店の安田です。

1年ほど前からバッテリーが膨張しトラックパッドもクリック操作出来ないと、
MacBook Proを相模原市南区からお持ち込み頂きました。
お預かり時に、OSが正常起動しないということも伺ったので、合わせて診断開始です!

恐らくバッテリーにガスが溜まり、閉まらないくらいパンパンに本体ごと膨張してます。

このまま使い続けたら発火なんてことも考えられるので早速分解してみていきましょう。

まずは裏蓋を外します…が!ここで難点が二つ。
1.膨張してるため液晶を閉じてネジを外そうとすると、キーボードが液晶パネルを圧迫し液晶が割れる恐れがある。
2.内側からの圧でネジや蓋が飛んでしまうことによる部品の紛失や破損の恐れ。

まずは一つ目の点を懸念して90度に開いた状態で寝かし、慎重にネジを外していきます。

そして予想通り ネジひとつ取るごとに裏蓋がかなりの力で浮き上がってきます…。
全部取る頃にはネジと蓋がはじけ飛んで来るのではと思い、のんきに写真を撮る余裕もなく
スタッフに抑えてもらいながら二人掛かりで裏蓋を外します。

裏蓋が外れたところでバッテリーを見てみると、かなりガスが溜まっていました。
ホコリもかなり溜まっていて、このまま使っていたらとても危ない状態です。

次にバッテリーやSSDを取り外していきます。

この時、バッテリーは強力な粘着テープで止まっているため、
無理に剥がそうとすると周囲の部品や筐体を破損しかねません。

専用の特殊な液体を使ってゆっくり剥がしていきます。

*お客様ご自身で修理しようとして失敗してお持込みされる方もいらっしゃいますが、
ロジックボードやその他部品を傷つけてしまった場合、
修理が出来なかったり修理費が高額になる恐れもあるのでくれぐれもご注意ください!

取り外しが終わったら、内部清掃して替えのパーツを取り付けます。

バッテリーもすっきり!見違えるようにキレイになったのではないでしょうか!?
クリックできなかったトラックパッドは、圧迫による症状だったようで
バッテリーを交換したら正常に動作しました。
ただ、長い間膨らんだ状態で使用していたためか、若干裏蓋にゆがみが生じてますが、問題ない範囲です。

正常起動しなかったのは、SSD不良が原因でした。
単純にSSDを交換しただけだと、ボディが熱っ!となるほどの発熱を感じたので、薄いヒートシンクも取り付けます。
あとはそこにOSを入れなおして充電テストを終えたら修理完了です。

このような症状で、ただのバッテリー膨張だけと侮ってはいけません!
さらに液晶やトラックパッドに症状が波及してしまう可能性も十分にあります。

おかしいかな?と少しでも思ったら早めにご相談ください。

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