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Lenovo 330s-14IKB「Boot Device Missing」

カテゴリー :SSD換装・交換 パソコンが起動しない パソコン修理

清須市よりお越しのお客様から、パソコンを起動すると「Default Boot Device Missing or Boot Failed.」というエラーメッセージが表示されてWindowsが起動しないというご相談をいただきました。

Lenovo ideapad 330s-14IKB Windowsが起動しない

14インチのWindows10搭載モデルです。
電源を投入すると、Lenovoのロゴマークが出現するまでがかなり長く、ロゴが出現したあとも結局青い枠のエラーメッセージが出てしまいWindowsが起動できません。

分解:SSD

この症状の場合、内部のSSDやHDDの調子が悪くなっている可能性があります。
裏面のネジを10個外し、ツメに気を付けてパネルを取ります。

右下に2.5インチドライブ用のスペースがありますが、そこにはなにもありません。
バッテリーを外してから放熱用の金属板を外します。

NVMe SSDがありました。
SSDを外して一旦仮組みし、メモリーのチェックテストを行います。
こちらに異常は見られませんでした。

SSDステータス:認識不可

外したSSDを検証用パソコンで確認するも、ドライブ名すら出てきません。
認識できないレベルまで壊れてしまったようです。
データ救出もできれば、というお話でしたが、今回は諦めることになりました。

Windows仮インストール

検証用のNVMe SSDを仮組みしてWindows10のクリーンインストールを試みます。
インストール自体は済んでドライバーの適用などもできたのですが、Windows Updateが終わった段階での再起動でお預かり時と同じ症状が出ました。

検証用SSDが故障した可能性もあるので取り外して検査してみるものの、こちらは正常でした。
時間を置いてもう一度起動してみたところ、Windowsの起動まではたどり着きましたが途中でエラーが発生し勝手に再起動してしまいます。
診断の結果NVMe SSDを差すマザーボード側の端子に異常が発生していることがわかりました。
2.5インチドライブ用の方は問題なく使用できることがわかったので、少し速度は落ちるもののそちらのコネクターを使用することになりました。

2.5インチSSD使用

元は256GBを利用されていましたが、この機会に480GBに容量を上げることになりました。
補強用の金属板を外し、SSDを組み込んで元通りに組み上げます。
そのあとはWindows10をクリーンインストールしてリフレッシュパックを行い、異常がないかどうかを確認します。

清掃・返却

内外部の清掃を行い、各種機能を確認の上で返却です。
NVMeのSSDは従来のSSDよりも発熱しやすく、しっかりと放熱対策をしないと壊れる確率が高くなってしまいます。
NVMeが使用されているパソコンも増えてきましたので、今後の課題の一つですね。

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PC修理 「正常に起動しない」の症状は?(修理に関する参考費用はこちら)


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