今回は岡崎市のお客様より、電源が入らなくなったということでお預かりしました。
電源が入らないということですと、基板やACアダプタの故障が多いですが、今回の機種は電源ボタンが潰れていました。
この見た目の電源ボタンは潰れる事が良くあります。
見かけ上は問題ないように見えますが、押しても「カチッ」という感じがしません。
何度もやっていますので慣れたものです。
早速分解していきます。
まずはバッテリーと裏蓋を外し、見えているネジをすべて外します。
ハードディスク、スピーカーコネクタ、Wi-Fiアンテナ、工学ドライブもこのタイミングで外します。
メモリ・CMOSバッテリーは付けたままでも問題ありません。
上記写真の状態になりましたら次はキーボードを外します。
爪で止まっていますので傷をつけないようにプラヘラで外します。
キーボードが外れた下にもネジがあるので外します。
コネクタ4個(キーボード・電源ボタン・工学ドライブ・タッチパッド)も外しておきます。
※キーボードバックライトがついている場合バックライト用のコネクタも外します。
トップパネルを外すと、見えました。
こちらが問題の電源ボタンです。
新品ボタンに交換後、逆の手順で組み上げ、動作確認をして作業完了です。
電源ボタンが壊れてしまうと何も出来ませんので困ってしまいますね。
押したときのクリック感がなくなって来た、押しても反応がないという方はぜひご相談ください。
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