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【起動中にファンエラー】富士通 A553/G CPUファン交換

カテゴリー :パソコンが起動しない パソコン修理事例 冷却ファン・熱暴走

清須市よりお越しのお客様からいただいたご相談です。
電源を投入すると「前回の起動中にファンエラーが発生しました。ファンエラー。システムの電源が切れます。<F1>キーを押すと継続、<F2>キーを押すとBIOSセットアップを起動します。」という文言が表示されるという症状です。

CPUファンが動かない 富士通 A553/G FMVA0300C

以前当店で販売した中古再生ノートパソコンです。
法人モデルのWindows7機ですが、Windows10対応のソフトウェアが富士通のメーカーサイトで公開されておりそれを使用して再生しました。
お客様の希望によりSSD換装をして販売したものであり、販売から1年弱経っております。
しばらくはファンエラーの文言が表示されてもF1キーを押して普通に使用していたものの、ファンの回転音が聞こえなくなったということで持ち込みいただきました。

分解:CPUファン

早速分解していきます。
このタイプはかなりの量を分解しているので、サクサク進めていきましょう。
裏面のネジを全て外します。
ネジが太く頑丈な上量が多いです。

ノートパソコンを開いてから電源スイッチ部分のパネルを取り、キーボードを外します。
一度も外していないタイプだと白いテープ部分で接着されているので慎重に開けましょう。
ヒンジ部分のネジとパネルを留めているネジを外し、フラットケーブルや映像出力ケーブル、Wi-Fiカードのケーブルを外します。
左側中央辺りでツメがハマっているのでヘラで外し、ケーブルに気をつけながら液晶上半身ごと別の場所へ置きます。

埃などは特に見当たらない上指で羽根を動かすと普通に回りますが、電源供給がされずパソコン起動中には全く動きません。
2つのネジと基板の裏側に接続されているコネクタを外します。

ファンを取り外すことができました。
同型番のノートパソコンを在庫として所持していたため、同様に分解して正常に動くファンを外します。
交換は中古で問題ないとお聞きしていたのでそちらを取り付け、メモリーのチェックテストをして風が出てくることを確認しました。

清掃・返却

埃が見えないとはいえ、多少は入り込んでいるので清掃を行います。
元通りに組み戻して問題がないことを確認し、返却です。

今はまだ涼しい時期ですが、ファンが動かず廃熱不良が起きると機械故障を誘発します。
今回はファンの故障でしたが、埃などが詰まって動かないパターンも多く見られます。
吹き出し口から風が出てこない・ファンの回転音が聞こえない・ファンエラーが表示されるなどが発生したら早めにご相談ください。

こちらの【富士通 A553/G FMVA0300C】は庄内緑地公園店オフィシャルサイトで中古再生記事を公開しております。
富士通 A553/G FMVA0300C 中古ノートPC再生

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