こんにちは、名古屋名東店の久保井です。
現在名古屋は春満開です。目の前の公園や川沿いには桜が咲き乱れています。
当店にお立ち寄りの際は是非お散歩してみてください。
さて今回お預かりをしたのは少しレアな機器です。
iMacを見慣れている方は「あれ?」と思うかもしれません。
通常iMacは全体の下の部分は銀色のアルミ筐体なのですが、この機器は全体が黒のベゼルに囲われています。
実はこれ、iMacによく似ていますがパソコンではなくただのモニターとなっています。
Thunderbolt Display (27-inch) 液晶ディスプレイ
液晶を持たないMac Miniや、Macbookに接続して映像を映し出すためだけのサンダーボルト接続のモニターです。
2012年モデルと少し古く、4Kほど画面解像度が高くはないですが、普段使いではまだまだ現役で活躍できるモニターだと思います。
この、液晶モニターでよくあるトラブルがこちら。
ケーブルの破損です。
少しづつ削れて画面がちらつきはじめ、とうとう映らなくなったということです。
早速ケーブルの交換に取り掛かりましょう。
本体からのケーブルの出口はこんな感じです。
ACアダプターはすぐにとり外せますが液晶ケーブルは内部につながっている為、分解をして内部から取り外します。
まずは液晶パネルの前面のガラスパネルを外します。
次に液晶パネル
基本iMacと同じですが、ネジは数本多いです。
ネジをすべて取れば液晶パネルは外れます。
繋がっている配線に気を付けてご開帳です。
パソコンではないのでずいぶんすっきりしています。
外部とのケーブル出入り口はこの部分。
左右から伸びたケーブルが基板に接続されていますので、まずはそちらから外します。
ここと
このカバーを外したところに接続箇所があります。
この2か所を外したらケーブルを抜くことが出来ます。
取り外したケーブルです。
新品(下)と比較するとだいぶ汚れています。
後は逆の手順で取り付けて、作業完了です。
テストをしてみます。
iMacにある電源ボタンはありません。
ミラーモード(同じ画面を映します)
拡張モード(2台のモニターを1つの画面として映します)
問題ないようです。
これだけ大画面ですと色々な活用方法がありそうです。
同じようなトラブルがありましたらお近くのパソコンドック24までお気軽にお問い合わせください。
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