北名古屋市からお越しのお客様より、「飲み物がかかってしまい電源が入らない」とご相談いただきました。
お急ぎということで、エクスプレスサービスを適用の上データ救出のみ承ることになりました。
Macbook Air 2014 Early 飲み物による水濡れ
飲み物が入ったカップを倒してしまい、電源が入らなくなったMacbook Airです。
時間が経つとデータの救出さえできなくなってしまう可能性があるため、早速取りかかります。
分解:SSD
裏面のネジを10個外し、パネルを取ります。
ミルクが入ったラテをこぼしてしまったとのことで、バッテリーや基板がかなり濡れています。
バッテリーコネクタを抜き取り、SSDも取り外します。
裏面パネルのネジとはトルクスの形が違うので注意です。
CPUの辺りにも液体が混入しています。
電源が入らないのはこれが原因ですね。
SSDにもかなり付着していたため、ショート防止のために一旦洗浄を行います。
変換を使用してパソコンに接続し、状態のチェックです。
SSDステータス:正常
無事認識され、内部の確認をすることもできました。
こういった水没の場合いつ読めなくなるかわかりませんので、このまますぐデータ保全を行います。
データ復旧:60GBほどのデータ
無事60GBほどのデータを救出することができました。
当店で販売している128GBのUSBメモリーをexFATフォーマットしてからデータを移し、ご来店時に確認していただき完了です。
今回は飲み物がかかってすぐ相談の電話をいただきました。
乾燥を待たずできる限り早めにお持ちくださいとお伝えしたところ、その日のうちにお持ちいただけたため処置も素早く行うことができました。
乾燥を待ったり電源投入を試してしまったりすると内部で錆が発生し悪化してしまいます。
修理・データ救出のみなど選択肢は様々ですが、どちらにしてもとにかく早く処置をすることが大切です。
時間が経てば経つほど復帰できる確率はどんどん下がっていきます。
水濡れ、水没をしてしまった場合はできるだけ早くご相談くださいませ。
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ぜひご覧ください。
MacBook Air 水こぼし・水没(修理に関する参考費用はこちら)
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