【液晶割れ・交換】DELL Latitude 3500

カテゴリー :パソコン修理液晶画面修理

名古屋・庄内緑地公園店の修理事例

名古屋市西区からお越しのお客様より、「液晶が割れてしまったため交換してほしい」とご相談いただきました。
左上に黒い円があり、画面閲覧の邪魔になってしまっています。

DELL Latitude 3500　画面表示不具合

Windows10搭載のノートパソコンです。
15.6インチの液晶が使用されており、電源を入れると左上に黒い丸のようなものが3つほど並んでいて表示の邪魔になってしまっています。

分解：SSD

まずは内部SSDのチェックです。
10個のネジを外し、裏面パネルを取ります。

バッテリーのコネクターを外し、右下のヒートシンク下のSSDを抜き取ります。
NVMeのSSDで、ステータスは正常でした。
ウイルスチェックとメモリーチェックテストの結果も異常なしだったため、液晶型番の確認に入ります。

分解：液晶

ベゼルを剥がす際に本体部分が干渉してしまうため、まずは本体と液晶側を切り離します。
液晶の出力ケーブルを抜き取り、ヒンジ部のネジを外します。
Wi-Fiケーブルにも注意です。

こうして見ると映像が出力されていない状態でも割れているのが視認できますね。
ベゼルはネジ留めされていないので、ツメに注意しながら剥がしていきます。

液晶を取り外せました。
型番を確認すると日本国内での入手が可能だったため、見積をお伝えの上発注です。

液晶交換

届いた液晶を仮付けし、数時間BIOS画面を表示させて点滅やドット欠けなどの異常が生じないか確認します。
確認できたら元通りに組み戻し、起動の確認です。

清掃・返却

内外部の清掃を行い、機能の確認をして返却です。
ノートパソコンはどんどん軽量化されていますが、その分筐体の強度や液晶の厚みが犠牲になっています。
持ち運びすることが多いノートパソコンなので軽いに超したことはないですが、破損に繋がらないよう気をつけて使用したいですね。
気付いたら割れていた、というご相談もあるので、持ち運ぶときはケースに入れたり、どこかに置くときは丁寧に置いたりなど、注意が必要です。