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【ビープ音が鳴り起動しない】Macbook 2009 Late データ救出

カテゴリー :データ復旧・救出

名古屋市西区からお越しのお客様より、「ビープ音が鳴り起動しない」とご相談いただきました。
もともと中古で購入したということもあり、バックアップできていないデータの復旧のみ承ることになりました。

Macbook 2009 Late ランプは点灯するが電源が入らない

電源ボタンを押すとビープ音が鳴り響き、筐体も温かくなりますが画面は明るくなりません。
長押しで強制終了をすると音は鳴り止みますが、ランプは点いたままです。
更に長押しすることでようやく消えました。
2009年と12年前のモデルで、中古購入品ということもあり修理診断は行わずデータの取り出しのみ試みるということでお預かりになりました。

分解:HDD

この頃のMacbookは、細いタイプではあるもののプラスネジで蓋が留められているためトルクスドライバーを用意する必要がありません。
ネジを8個取り、裏蓋を外します。

多少の埃詰まりは見られるものの、内部は比較的綺麗な状態です。
中央右にあるバッテリーコネクターを上に引き抜き、右下のHDDマウンターのネジを緩めます。
マウンターを外し、HDDをSATAケーブルから抜き取って検証用パソコンに接続します。

HDDステータス:正常

今はもうHDD製造を行っていない日立製です。
6000時間ほどしか使用されていませんが、「衝撃によって発生したエラーレート」や「電源断による磁気ヘッド退避回数」の数値が気になりますね。
HDD自体は正常ですので、データ保全にかかります。

データ復旧

42GBほど救出できました。
今回は当店で販売しているUSBメモリーにデータを移して返却することになったため、64GBのUSBメモリーをexFATでフォーマットしてデータ移行します。

通常パソコンをお返しする際はHDDを組み戻しますが、お客様の希望によりHDDを取り出した状態でお返しすることになりました。
HDDは静電気防止緩衝材で包み、パソコンと一緒に返却です。

お返しの際に

・USBメモリーは機械であるためいつか故障すること
・紛失や消去などによりデータがなくなったというご相談があること

以上2点をお伝えし、ご帰宅後できるだけ早くパソコンや別メディアへデータを丸ごと複製コピーしていただくようお願いしました。
データを保護するには2箇所に同じデータを保存するしか方法がありません。
大事なデータは二重化して保存しましょう。

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