こんにちは。パソコンドック24 金沢店 です。
白山市のお客様より、電源ボタンが壊れて、電源が入らないTOSHIBA dynabook R732/38FBをお預かりしました。
早速、分解作業に入ります。
まずは、バッテリーから取り外していきます。
バッテリーを取り外したら、赤丸印のネジ15本を外していきます。
裏蓋を外した状態です。
次に、右横VGAコネクタのねじ2本を外します。
I/O拡張ボードにつながるSOUNDフラットケーブルと、I/O拡張ボードにつながるフラットケーブルを外します。
電源コネクタを取り外し、次にDCジャックを上に持ち上げる様に取り外していきます。
液晶ケーブルはコネクタ部分を変形、破損させない様ゆっくり取り外します。
無線アンテナ二本は、はめ込み部分が変形すると戻すときに調整が大変になりますので、気を付けて取り外します。
冷却ファンの取り外しに入ります。
ファンコネクタを取り外した後、ネジ二本を外します。
ここで一度、電源ボタンの状態を確認してみます。
少しわかりずらいですが、電源ボタンが折れかかって白化している部分と、根本が完全に折れている事が確認出来ました。
マザーボードを少し浮かして、電源ボタンを取り出します。
一つの部品が、折れて二つになっていました。
少し切れ目が入っているのも確認出来ます。
これを接着剤と、ホットボンドで修正すると・・
こうなりました。
こちらが、表面。
元の位置へ戻し、今までの作業を逆に行い本体を元に戻していきます。
無事元に戻せました。
何度も動作確認を行い、問題ない事を確認し、作業終了です。
今回は、部品を交換、取り寄せせず元の部品だけで修理しましたので、比較的早く修理を終えることができたと思います。
PC修理 「正常に起動しない」の症状は?(修理に関する参考費用はこちら)
PC修理 「動作が遅い・固まる」の症状は?(修理に関する参考費用はこちら)
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