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VAIO SX14を異音とファン交換と内部清掃

カテゴリー :パソコン修理 冷却ファン・熱暴走

こんにちは。パソコンドック24 府中店 です。

今回はノートPCの物理的なメンテナンスも含めてCPUファン交換に触れてみようと思います。
電源入れた直後や使用中に音が出る代表的な箇所は「CPUファン」「HDD」「DVD(BD)ドライブ」の3カ所になりますがこのうち「HDD」の音は色々危険ですが、新品当初から音出るものも有ったりするので一概には言えなかったりします。

「DVD(BD)ドライブ」はいわゆるお皿物、CD・DVD・BDのディスク入れる場所で中に入れたまま電源入れると電源投入時にガチャガチャ・ウィンウィーーンって感じで音します。

で、今回メインのCPUファン。
回転タイミングはPCに依ってマチマチです。
電源投入時に動作チェックで回って止まるものや、温度上がってきてから回転始めるものもあります。

今回のSX14はたしか温度上がってから回り始めるタイプでした。

まず、単純に何でファンが付いてるの?ですが
これは冷やす為で一番の熱源で有るCPUの熱をクーラーの室外機みたいに空冷で冷やしてます。

ノートPCにもファンが2個付いているものも有ったり、ファンレスなんて機種もありますが大概の機種は1個付いてるのが多いです。

分解した所ですが、左上にファンがついていて、ファンの左にCPUの熱を伝導で引っ張って来て冷やす部分が黒くなって付いてます。

CPU以外にも熱を持つパーツ達もこのファン1個でPC内に風の通り道作って冷やしてます。

多くの機種がPCの下から空気を取り入れてファンで吐き出しているので取り込んだホコリの多くがファンの羽にも付くのとファンと左側の黒い部分の間に溜まってホコリの壁を形成します。今回のケースは埃の壁は無かったので中も比較的綺麗でしたが内部に埃は居たのとファンの羽にホコリが付着してました。

(パーツ交換始めるのでバッテリーケーブルはまず初めに抜きます)

高速で回転している羽の上に無かった物が不定形に付く=ホコリの付着やホコリの壁にファンの羽が当たり押された状態で回って削れたり垂直を保てなくなったり等でカバーに触れたり共鳴したり震えたりで異音が発生します。

(交換完了です。バッテリーの上のは元々ついてたファン、中のホコリもお掃除済です)

比較した事ない方も多いので難しいかもしれませんが異音では無くてファンが高速回転しているだけのケースもあります。

高速回転はPCは冷やしたいのに冷えなくて慌てている状態とも言えますがこちらは物理的にはグリスアップ位しか出来る事も無くソフト的な要因かもしれないので別の機会にしますね。

多くのPCは空冷=ファンで空気の流れを作って冷やしているですので中にホコリは必ず入り込んでしまいますので、ファンの音や手を置いた時の熱などをタイミングにしたり1年に1回や2年1回など期間を決めて内部清掃含めてメンテナンスをおすすめします。

その際は是非、お近くのパソコンドック24にお持ちくださいね♪

PC修理 「異音がする・熱い」の症状は?(修理に関する参考費用はこちら)


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