こんにちは。パソコンドック24 金沢店 です。
今回は、金沢市のお客様より富士通 ESPRIMO FH77/UDという一体型デスクトップパソコンをお預かりいたしました。
富士通 ESPRIMO FH77/UD
見ての通り画面の左上の部分しか映っていません。
さらに動作が遅く起動までに約10分かかりました。
早速分解していきます。
液晶パネル、HDD分解
バックパネルを外すと金属製のカバーがあります。
このカバーは赤丸のネジで固定されておりすべて外す必要があります。
このカバーを外したらマザーボード基板とHDD、CPUファンが確認できます。
Windows OSが入っているのはこの赤枠で囲ったHDDです。
赤丸のネジを外すとマザーボード基板が一体になったユニットを外せ、その下に液晶パネルがあります。
そのユニットを取り外すと液晶パネルと前面のカバーが確認できます。
液晶パネルをそっと下から持ち上げるとパネルだけ取り外せます。
割れたパネルを取り外して、同型番の新品液晶パネルに交換します。
SSD換装
HDDを外して検査すると故障の初期状態を示していたので、今回はお客様に確認をとったうえでSSDへの換装をおこないます。
故障したHDDのエラーをスキップしてSSDへOSのコピーをおこないます。
SSDをマウンタに載せて本体に固定します。
次は逆の手順で元に戻します。
元に戻すときにケーブルの差し忘れると起動しなくなることがあるので注意して作業をおこないます。
完了、お客様へご返却
元の状態に戻してWindowsの起動、インターネットの接続などを確認しお客様にご返却いたしました。
今回のケースでは液晶パネルの交換とSSDへの換装によって、
購入してから数年たったパソコンでもそのままの環境で使うことができるようになりました。
購入されてから数年経って動作が遅くなったパソコンでもSSDへの換装で以前の環境をそのままご利用いただけます。
お困りの際にはぜひ パソコンドック24 金沢店 にご相談ください。
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