こんにちは。パソコンドック24 新大阪店 です。
今回は、修理……
と、いうわけではありません。
Windowsのソフトウェアサポートのお話しになります。
サポート、騒がれるお話ですと、Windowsそのもののサポートかな?と思われる方も多いと思います。
古くに騒がれたのですとXP、次が7で……
今は10のサポートが切れる2025年が大きな話題ですかね。
ただ、この2025年にサポートが切れるのかというと、大型アップデートがあればまた延長するはずですので、そうとも言い切れないのが現状ですが……
と、話が横道にそれました。
今回はWindowsそのもののサポートではなく、アプリケーションのお話です。
最近ちらほらといろいろなところで話題になっていますが、Windows 10 の Internet Explorer 11 のサポートが終了します。
マイクロソフト公式情報
Microsoft Docs 「Internet Explorer 11 デスクトップ アプリのサポートが Windows 10 の特定のバージョンで終了する」
来月6月15日と、もう1か月切ってしまっている状態なんですよね。
今ですとこんな感じに、Internet Explorer 11 を起動すると、画面下部に『廃止されます』と、警告が表示されます。
サポートが切れたWebブラウザはセキュリティ上危ないですし、使うのはお勧めできない物となってしまうため、6月16日以降は Internet Explorer 11 を起動すると Microsoft Edge が立ち上がるようになるそうです。
アプリの強制以降は、IEを使い続けることでサイバー被害を受けた端末が新たな攻撃元となる恐れを防ぐことや、セキュリティパッチ提供の限界などが考えられるようです。
それでも、勝手にソフトを変えられるというのも困ったものですね……
じゃあ違うブラウザを使えばいいじゃない!なんて思う方も多いかもしれませんが……
公的機関や金融期間などの一部サイトではIEしか正式対応していなかったり、ブラウザを利用した社内システムを使っているところなどではIE以外正常表示できなかったりと、結構な問題になりそうなものとなっています。
一応 Microsoft Edge にはIEモードと呼ばれる互換モードがあるのですが、あくまで「互換」ですのでそれで正常に動く、表示される保証はありません。
今の Internet Explorer 11 が動作しているうちに、互換モードで動くのか確認しておいた方がいいでしょう。
もしくは、Internet Explorer 11 から別ブラウザへのお引越しも検討いただいた方がよろしいと思います。
あと1か月もない状況ですので、お早めにご対応いただくのがいいでしょう。
参考情報
IPAでは、企業で使用されるパソコンなどの影響を考慮して、IE のサポート終了までに求められる対策例を掲載しています。
IPA 独立行政法人 情報処理推進機構「Microsoft 社 Internet Explorer のサポート終了について」
IPA 独立行政法人 情報処理推進機構:安心相談窓口だより:「2022年6月「Internet Explorer」サポートが終了へ ~ サポートが継続する他のブラウザへの切り替えを ~」
もちろん、ブラウザのお引越しや、仮想環境を構築するなど、私たちパソコンドック24がお力になれることもございます。
どのような相談でも、パソコンドック24にお尋ねくださいね。
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