清須市からお越しのお客様より、「CADソフトを使用するためWindows7の32bit環境、パラレルポート付きパソコンがほしい」とご相談いただきました。
中古のデスクトップパソコンに、Windows7の32bitをインストールし調整していきます。
富士通 D582/G FMVD04001 Windows7・32bit インストール
第3世代のCore i5、メモリー4GBが搭載された富士通の中古デスクトップパソコンです。
分解:HDD
中古のHDDが載っているため、新品HDDに変えます。
背面2個のネジを外します。
廃熱口がある方のパネルをずらすようにして抜き取ります。
光学ドライブ固定用のネジを外し、上に引き上げます。
するとHDDが見えるので、同じように引き上げて固定用のネジを外し、新品に取り替えます。
なお32bitバージョンはメモリーを4GBまでしか認識しないため、メモリーは増設せずそのままです。
Windows7・32bitインストール
インストールディスクを使用し、Windows7・32bitのProfessionalバージョンをインストールしていきます。
Windows8以降のデジタルライセンスとは違いライセンスキーの手入力が必要なので、パソコン本体に貼られているシールのライセンスキーを入力します。
ドライバー調整
クリーンインストール状態だと、未認識のハードウェアデバイスがたくさんあります。
メーカーサイトからのダウンロードなどを駆使し、ドライバーソフトを適用していきます。
未認識ハードウェアデバイスはなくなり、標準ドライバーで認識されていたデバイスも専用のドライバーが当たりました。
ライセンス認証・Windows Update
インターネットに接続し、ライセンス認証を行います。
32bitとして認識されていました。
Windows Updateを進め、Windows7の最新の状態へ更新します。
本来であればMicrosoft Updateも有効にした上で更新を進めたいのですが、設定用のページを表示することができなくなっているため有効にできません。
サポート終了OSはインターネットに接続せず使用することと、今回はMicrosoft Officeをインストールしないためそのままにしておきます。
内外部清掃
内外部をしっかりと清掃し、各種機能を確認して完了です。
クリーンインストールかつ必要なソフト以外インストールしていないため、かなりサクサク動く快適マシンになりました。
CADソフトは買い換えると高額であるため、古いOSパソコンをお求めの方もいらっしゃいます。
今まではWindows XPやVistaが多かったですが、この先Windows7の需要も増していきそうですね。
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