こんにちは。パソコンドック24 大阪梅田本部 です。
今回はヒンジ修理についてのブログ2回目です。
ノートパソコンには個性的なヒンジ(ノートパソコンの折り畳み部分)を持つものが多くあります。
例えば、
360度回転してタブレットのように使えるものや、
180度真っ平らにヒンジが開くもの等です。
こんなイメージです。
こういったヒンジを持つノートパソコンの場合、
前回のブログ(タイトル:あばたもエクボ。https://www.pcdock24.com/blog/?p=68483)のように、ネジが天板から突き出てしまうと、そのヒンジ機能が損なわれてしまいます。
できる限りその機能を損なわせたくない。
なんとかならないものかと思案の旅路の末、辿り着いたのが、掲題にあるとおり「ミルフィーユ工法」です。
できるだけボルトを通さず強度を獲得し、見た目に変更を加えない。
つまり内部でのみ補修する。
そのためには、いくつもの様々な素材を時間をかけて幾重にも重ねてゆきます。
その様が、ミルフィーユのようなので当店では「ミルフィーユ工法」と呼んでいます。
その重層構造が強度を生み出し、ボルトがなくてもヒンジの開閉に耐えられるようになります。
今回はそんなヒンジ修理事例です。
お客様が持ち込まれた際はこんな状態でした。
おわかりですか?
少し持ち上げてみます。
グラグラします。
怖いです。
裏から見てみます。
※ラベル部分はぼかしています。
アップします。
ヒンジの金具が筐体から飛び出てしまっています。
こうなってしまっては、開けられません。閉じられません。もう、怖くて触れません。
当店まで持ち運んでくださったお客様の心労をお察し致します。
そして、修理後の画像がこちらです。
いかがでしょうか?
機能面はどうでしょう。
180度開くことができました。
機能を損なうことなく、ヒンジ修理をすることができました。
内部では様々な素材がミルフィーユになって強度を保ってくれています。
この後入念な開閉テスト、動作テストを経てお客様にお返し致します。
パソコンドック24大阪梅田本部では、個性的なヒンジにお困りのお客様のお役に立てるかもしれません。
お困りの際は、ぜひ一度、パソコンドック24 大阪梅田本部を思い出してください。
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