こんにちは。パソコンドック24 金沢店 です。
今回は、金沢市のお客様からiMac 21.5インチ 2017年モデルをお預かりいたしました。
iMacというと2021年に発売されたiMac 24インチのモデルがありますが、このモデルはAppleシリコンになる前のIntelプロセッサー内蔵のモデルです。
Apple iMac (21.5インチ, 2017)の状態
動作が遅く起動まで数分かかります。お客様のご要望は、
- HDDからSSD 500GBへ換装
- 最新macOSのクリーンインストール
iMac HDD交換
状態の確認が終わったら、早速ですが分解していきます。
iMacは2012年以前のモデルならドライバーと吸盤などがあれば分解できました。
今回のiMacは2017年モデルなので、液晶パネルの接着テープを取り除かないと中の部品にアクセスできません。
専用の工具で分解し、iMacの液晶パネルを取り外しました。
液晶パネルを固定しているテープは一度剥がすと接着力がなくなるので、しっかりと剝がして新しいテープを取り付ける必要があります。画面左側中央の赤枠で囲ったものがHDDです。
HDDを外したら、次は新品のSSDを取り付けます。赤枠で囲ったものが新しく載せた500GBのSSDです。
取り付けをして逆の手順で元に戻しますが、注意したい点としてはケーブルの差し込み忘れです。
液晶パネルをテープで固定する前にケーブルが差し込まれていないと、起動しなかったり音声が出なかったりするなど思いがけないトラブルの原因になります。
Apple製のMacには標準でApple Diagnostics又はApple Hardware Testと呼ばれる診断機能があります。
その機能を使い、問題がないことを確認しました。
macOSのインストール
問題がないことを確認してから、液晶固定用のテープで固定しました。
次はお客様ご要望で、現在最新のmacOS Montereyのインストールを実施します。
macOSの再インストールには起動時に、
「commandキー+R」キーを長押しでインストーラーが起動します。
画面の指示に従いmacOSをインストールします。
macOSのインストールも問題なく終わり、インターネットの接続や音声入出力、内蔵カメラも問題ありませんでした。
以上の動作テスト終了後、お客様に確認していただいてからご返却いたしました。
今回はお客様のご要望で、macOSのインストールのみ実施いたしました。
ご要望次第では、元のシステムをそのまま生かすこともできますので、
よろしければ、ぜひ パソコンドック24金沢店にご相談ください。
iMac 動作が遅い・固まる(修理に関する参考費用はこちら)
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