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パソコンの部品達(第1話)

カテゴリー :パソコン・周辺機器のお悩み解決

こんにちは。パソコンドック24 大宮店 です。

今回は修理のお話では無く、パソコンを構成する大事な部品達のお話です。
全部話すとかなりの長文になる為、何回かに分けてお話させて頂きます!

記念すべき第一回は「CPUクーラー」です!!
なぜ最初がそこなのか…暖かくなってきたからです!
パソコンはもちろん電子機器は熱に弱いです。
しかし重たい処理をさせるパソコンは発熱する部品がたくさん存在します。
そこでパソコンに利用されているCPUクーラーについて今回は説明をさせて頂きます。

CPUクーラーの冷却方法には大きく分けて「空冷方式」と「水冷方式」の2種類があります。

まずは代表的な空冷方式のCPUクーラーです。
ノートパソコンはほとんどが空冷方式を採用していますが、ゲーミングノートパソコンの特定の機種には水冷方式を採用している物も存在します!!
発熱体であるCPUから受熱ベース、ヒートパイプ、ヒートシンクの順に熱を伝導させにファンで風を当てて冷却する仕組みです。
メリットとしては水冷と比較して安価であり、構造がシンプルな為故障率も低い点です。
デメリットはパソコンケース内のエアフローを考えて適切な設置を行う必要があります。
上の画像はノートパソコンのCPUクーラーで、下はデスクトップパソコンのCPUクーラーです。

次に下の図は水冷方式のCPUクーラーです。
ポンプで液体を循環させ発熱した液体はラジエーターとファンで冷却されます。
メリットは空冷よりも冷却性能が高い点です。また空冷と違いそこまでエアフローを気にしなくても大丈夫です。
デメリットとしては高価であることが多い点です。また空冷よりも構造が複雑な為、故障や初期不良のリスクもあります。

両者メリットデメリットがありますが、両者ともCPUとの接地面である受熱ベースにグリスを塗る事は共通です。
このグリスも塗り方や劣化による硬化などの理由でクーラーへの熱伝導効率が大きく変わってきます。
下の写真はカピカピに硬化して劣化しきったグリス。

新品のグリスはペースト状で薄くまんべんなく塗ります。

高性能なCPUに重たい作業(ゲームや動画編集など)をさせる場合は水冷方式を採用検討しても良いと思います。
一般的な書類作成やWeb閲覧などの軽作業であれば空冷でも問題無く冷却可能です。
極論自分が普段どのような作業を行うか、その作業によりCPUの発熱が原因で性能が落ちていないかで判断するのが一番です。

今年も夏が近づいてきました!!
パソコンの冷却方法の見直しも、迅速に対応させていただきます。
パソコン周りでお困りごとが御座いましたら、是非パソコンドック24大宮店にご相談下さい!

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