こんにちは。パソコンドック24 大阪・扇町店 です。
今回は、MacBook Air 13インチ A1466 2015年製 キーボードのいくつかのキーが押しても反応しないとのことでお預かりしました。
初期化などを行っても症状が変わらないとのことでした。ハードウェアの問題は確定ですね。
さっそく分解して、キーボードを交換してみましょう。
裏蓋を開けて、バッテリーを取り外しました。
SSDを取り外しました。ここにお客様のOSやデータが保存されています。
I/Oボードケーブルとファンを取り外しました。ちなみにアイオーボードケーブルと呼んでます。
I/Oボードを取り外しました。
次にロジックボードを取り外しますが、要注意な点は、ここにネジが隠れています。
ロジックボードを取り外しました。
Windowsパソコンでは、マザーボードと呼ばれるパーツは、Macでは、ロジックボードと呼びます。
スピーカーを取り外しました。
トラックパッドのケーブルとキーボードのケーブルを取り外しました。
液晶部分とキーボード部分を分離しました。
キーボードのバックライトのシート（黒）を取り外しました。
所々破れそうになるほど、薄い物です。
黒い部分が取れると、更に写真のようなシートがあり、
破かないように慎重に取り外しました。
こちらを取り外して、ようやくキーボードパネルにアクセスが可能になります。
取り外したシートを裏返すと、やはり水没していましたね。
これがキーボードの故障の原因です。
MacBook Airのキーボードパネルは、工場出荷時は、パームレストに溶接されています。
その溶接されたキーボードパネルを無理やり引っ剥がします。これが、本来の工程です。
ところが、今回のお客様のキーボードは、全てネジ止めされていました。
ということは、以前もどこかでキーボード交換を行っているということになります。
めちゃくちゃ小さいネジで多数あります。
このキーボード交換は肩がこります。
ネジを全て取り外して、キーボードパネルを取り外せました。
正常動作するパーツに交換し、元通り組み上げて、OS起動させて、動作確認をしました。
ただキーボードを交換するだけでも結構大変でしょ？ここはプロにお任せを。
Macのキーボード交換をお考えの方は、ぜひお近くのパソコンドック24までご相談ください。
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