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MacBook Pro 2011 「フォルダにハテナマークが表示される」起動しないMacの修理事例

カテゴリー :Macが起動しない Mac修理事例

こんにちは。パソコンドック24 名古屋・名東店 の久保井です。

この度お持ち込みいただきましたパソコンは10年以上も前のパソコンになります。
MacBook Pro 2011です。サイドにDVDの出し入れができるスロットが付いているモデルになります。

起動しないMacBook Pro 2011 修理前の写真

起動しないMacBook Pro 2011 光学メディアスロット付近の写真
古いモデルなのですがこの辺りのモデルにしか対応していないアプリケーションもあり、今でも現役で使われている方が多いパソコンです。

SSDに換装して使われているのですがある時から急に下の写真の画像が出てきたそうです。

起動時に表示されるハテナマークのフォルダアイコン
これが出ると起動は出来ません。
「ブート(起動)できるストレージが見つかりませんよ」というマークです。

参考情報(Appleサポート)
» Macの起動時に疑問符が表示される場合 – Apple サポート (日本)
» Macの起動プロセスが完了しない場合 – Apple サポート (日本)

このマークが出た場合HDDもしくはSSDのトラブルが有力になるのですがはたして…

分解をしてチェックしていきます。

MacBook Pro 2011 分解した内部の様子(SSD付近)
元々はHDDがある場所ですがお客様のおっしゃる通りSSDが装着されています。
有名メーカー製ですし交換してまだ日も浅いということです。

取り出したSSDの状態チェックの様子
取り外して点検機で調べてみたところ簡易チェックではエラーは出てきません。
もう少し詳細にチェックしてもエラーはありませんでした。
内蔵SSDをほかのMacにつないで起動してみたところ起動もキチンと出来ました。

……ということは問題はSSDではない。と、いうことになります。

実はこのモデルでファルダに?マークが出る場合、もう一つ怪しむべきところがあります。

MacBook Pro 2011 分解した内部の様子(SSDケーブル)
それがこのHDD(SSD)ケーブルです。
薄いケーブルがゆえにまれにトラブルを引き起こします。

点検用のケーブルに交換してみますと無事にHDDを認識しましたので原因はこのケーブルのようです。

この辺りの年式のHDDケーブルは一通り用意していますので早速交換していきましょう。
SSDケーブルの在庫の写真

このモデルの在庫もありました。(左が新品)
新品のSSDケーブルと交換前のSSDケーブル

交換をしてチェックをします。
点検用のSSDにOSを入れてみました。
SSDケーブル交換後はSSDにOSをインストール成功
無事にインストールも起動もできました!

後はオリジナルのSSDを装着して…

SSDケーブル交換後は起動も成功
起動も確認できました!
もちろんデータやアプリケーションもそのままです。

裏ブタを閉じる前に清掃も行っておきましょう。

MacBook Pro 2011 分解した内部の様子(空冷ファン付近)
ファン周りにかなりの埃が溜まっています。
これから暑くなる季節、トラブルが起きないようきれいにしておきたい箇所です。

清掃後の空冷ファン
うむ。きれいになりました。

他に異常がないか調査をして裏ブタを閉じて作業完了です。
エクスプレスサービスをご利用いただいたので当日返却出来ました。

発売から年数が経ったパソコンでも使用していく場合も多くあると思います。
そのようなパソコンでもトラブルの際はお近くのパソコンドック24までご相談ください。


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