修理事例一覧
Surface修理
Letsnote修理
MacBook Air液晶修理
パソコン修理技術で起業しませんか?パソコンドック24 フランチャイズ募集中

【バッテリー膨張】Lenovo 320S-13IKB 取外し処置

カテゴリー : パソコン修理名古屋・庄内緑地公園店Lenovo

名古屋市北区からお越しのお客様より、「久しぶりに使おうとしたらバッテリーが膨張していた」とご相談いただきました。
通常は閉じているはずの部分にかなりの浮きがあり、筐体が歪んでしまっています。

Lenovo ideapad 320S-13IKB Type 81AK バッテリー膨張による筐体歪曲

第8世代Core i3が搭載されたWindows10パソコンです。
Windows11にアップグレードした上で利用されていましたが、しばらく使わなかったうちにバッテリーが膨張してしまったとお持ち込みいただきました。
タッチパッドは使用できますが、このままだと筐体割れに繋がる可能性があります。

こういったバッテリー不具合の場合、バッテリー交換か取り外しをお選びいただくことが可能です。
両方の見積もりを出すことになったため、お預かりして分解します。

分解:SSD・バッテリー

まずは裏面パネルの取り外しです。
トルクスドライバーを使用してネジを外します。

青枠内の左側はパネルの受けが破損して貫通し、右側はネジ受けが破損していました。

バッテリーは下部の細い部分が膨張しています。
バッテリーコネクターと固定ネジを外し、SSDも取り外します。

バッテリーが膨張して筐体を押し上げることはありますが、なかなか見ないレベルの膨張です。

バッテリーを取り外した状態で仮組みし、メモリーのチェックテストを行います。
異常は検出されませんでした。

SSDステータス:正常

使用時間も少なく、正常です。

バッテリー取り外し・ネジ受け補修

バッテリー交換と取り外し両方の見積もりを行い、今回は取り外しのみで進めることになりました。

破損部位を補修します。

バッテリー固定ネジを戻します。
この機種はCMOSバッテリー(日時等設定保持ボタン電池)が存在するので、バッテリーを外してもCMOSリセットはかかりません。

内外清掃・組み戻し

内外部清掃の上で組み戻し、返却です。
バッテリーがないため使用するときに常時ACアダプターを接続しておく必要はありますが、家から持ち出すことはほぼないため問題ないとのことでした。
懸念していた筐体のゆがみも元に戻り、一安心です。

ただし、バッテリーがある状態でACアダプターを接続したままだとバッテリーに負荷がかかる上、熱を持つため膨張に繋がります。
バッテリー充電が100%になったらアダプターを外し、少なくなってきたら差すという使い方が望ましいですね。

今回のようなバッテリー膨張は、放置すると筐体破損や発火に繋がる可能性があります。
壊れたバッテリーの使用はパソコン本体にも影響するため、早めにご相談ください。

名古屋・庄内緑地公園店オフィシャルサイト

名古屋・庄内緑地公園店オフィシャルサイトでもブログを公開中です。
ぜひご覧ください。

この修理事例を書いたお店

名古屋市西区・名古屋市北区・北名古屋のパソコン修理なら
パソコンドック24 名古屋・庄内緑地公園店 052-505-6100

愛知県名古屋市西区坂井戸町213
» [地図]

修理について問い合わせる

別の事例を探す

パソコン修理・Mac 修理・データ復旧のお問い合わせはパソコン修理のご相談窓口へ

パソコン修理・Mac 修理・データ復旧のお問い合わせはパソコン修理のご相談窓口へ