こんにちは。パソコンドック24 金沢店 です。
金沢市のお客様より、
MacBook Pro (13-inch, 2017, Two Thunderbolt 3 ports)をお預かりしました。
症状としては起動後のデスクトップに「修理サービス推奨」と出ていて、
バッテリーの持続時間が購入時から減っていることです。
2017年モデルのMacBook ProはFunctionキーとタッチバーがあるモデルの2種類がありますが、
この機種はFunctionキー搭載のモデルです。
バッテリーの互換性や交換方法も異なるので注意が必要です。
分解
確認した症状からバッテリーの劣化が原因と考え、新品のバッテリーを取り寄せ交換します。
MacBookの分解は背面のネジから外します。
特殊なネジなので専用のドライバーを用意します。
赤丸のネジを外し、フタを外します。
本体のロジックボード基板が確認できます。
見たところ膨張の症状はありません。
バッテリーの交換のために端子を外し、干渉するトラックパッドの端子もこのときに外します。
赤枠と青枠のトラックパッドのネジをそれぞれ外します。
トラックパッドを外しました。
画像の赤枠と青丸のワッシャーは落としやすいので注意して作業します。
バッテリーはテープで固定されているので剥がします。
劣化したバッテリーを取り出しました。
新しいバッテリーを取り付けて、分解と逆の手順で元に戻します。
バッテリー単体で起動が確認でき、診断プログラム（起動時にDキーを長押し）でも異常ありませんでした。
起動後もバッテリーは正常に認識されています。
その後バッテリーの充放電のテストを行い無事ご返却できました。
まとめ
今回の修理ではバッテリーを国内より入荷できたので、比較的短納期でご返却できました。
バッテリーの寿命は2～5年と言われています。
Appleでも保障期間内であれば修理の対応ができますが、
修理期間が過ぎたモデルやデータの消失が心配など、
お困りの方はぜひパソコンドック24 金沢店までご相談ください。
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