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【Boot Failed】Lenovo 710S Plus-13IKB SSD故障

カテゴリー :SSD換装・交換 パソコンが起動しない パソコン修理

北名古屋市からお越しのお客様より、「Windowsが起動しない」とご相談いただきました。
電源を入れると読み込みの丸マークが出たあと、英文が出てWindowsまでたどり着きません。

Lenovo ideapad 710S Plus-13IKB Type-80W3 ブートデバイスが見つからない

第7世代のCore i5搭載ノートパソコンです。

電源を入れると一度はWindowsの読み込みが始まりますが、しばらくすると英文が出現しOSが正常起動しません。

「Default Boot Device Missing or Boot Failed.
_Insert Recovery Media and Hit any key
_Then Select ‘Boot Manager’ to choose a new Boot Device or to Boot Recovery Media」

“起動するためのデバイスが見つからないか起動に失敗したため、リカバリーメディアを入れて工場出荷状態に戻してください”というような文面です。
HDDやSSDが故障したり、ウイルスなどでWindowsが破損した際に出る可能性があります。

分解:SSD

まずは一番可能性の高いSSDを取り外します。

裏面計10個のネジを外します。
通常よりも細いプラスドライバーが必要です。

バッテリーコネクターを外し、封印シール下にあるネジを外してSSDを取り出します。
この封印シールが破れたりなくなっていたりすると、メーカー保証期間内でも保証がなくなりますので要注意です。

仮組みをしてメモリーのチェックテストを行いましたが、そちらは正常でした。

SSD故障

ステータスチェックツールでは【正常】と表示されました。
しかし環境保全が13GB程度で止まった上、全周の読み書き検査をしようとすると固まってしまいます。
このようにステータス数値上は正常でも故障状態というのはSSDではままあることです。

SSD交換・ヒートシンク装着

このノートパソコンはWindows11のインストールシステム要件を満たしていないため、Windows10で修理することになりました。

現在使われることが多いNVMe SSDは発熱しやすいため、対策が必要です。
ノートパソコンでも使用できる薄手のヒートシンクを新品のSSDに装着し、基板へ取り付け内部清掃を行ってから組み戻します。

Windows10クリーンインストール

環境保全ができなかったため、リカバリーではなくWindows10のクリーンインストールを行います。

まずはBIOS設定画面でConfigrationタブに移動し、SATA Controller Modeを「RAID」から「AHCI」へ変更します。
クリーンインストールの際はこれを行っておかないとSSDを認識しない可能性があります。

Windows10を先程取り付けたSSDへクリーンインストールします。
メーカーサイトからダウンロードしたドライバーやソフトウェアを適用し、使いやすいように調整しつつ最新の状態へ更新します。

BIOSの更新も行いました。

外部清掃・返却

SSDはHDDに比べて発熱するものが多いため、放熱対策は必須です。
特に夏場はエアコンなどで部屋を冷やしてからパソコンを使用するようにしましょう。

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