おはようございます。こんにちは。こんばんは。
パソコンドック24 豊田店 です。
今回は日進市のお客様よりEX-HD4CZをお預かりし、データ復旧および修理いたしました。
IO-DATA EX-HDCZシリーズ EX-HD4CZ 内部変換基板不具合
・パソコンに接続しても認識しないことがある
・中に大切なデータが入っている
・データを取り出したい
今回はデータ復旧および外付けハードディスクケース交換にてご対応いたしました。
EX-HDCZシリーズ EX-HD4CZデータ復旧・修理内容のご紹介
パソコンに接続しても認識しなかったり、認識してもすぐに取り外されてしまうようになってしまったとのことでした。バックアップ用のハードディスクとして使用しているのですが、この中にしかないデータもあるとのことで、何とか復旧できないかとご依頼いただきました。
分解
外付けハードディスクは内蔵ハードディスクのサイズによって、大きく分けて据え置き型とポータブル型があります。さらに接続方式によってはUSB接続、LAN接続などがあります。今回のハードディスクは据え置き型で、内蔵ハードディスクは3.5インチサイズ4TBのSATA接続のものが採用されていました。
データ復旧と不具合原因
USB接続で据え置き型のハードディスクの部品構成は、ハードディスクを保護するケース部分、USB端子とSATA端子を変換する変換基板、パソコンなどに接続するUSBケーブル、電源供給を行うACアダプタになります。お客様のハードディスクの健康状態を記録するSMART情報に異常は見られず、幸いにもデータを確保することができました。データ復旧診断はデータ復旧を目的としており故障原因の調査を行いませんが、外見に物理破損は見られず、USBケーブルやACアダプタは正常のようでしたので内部基板が故障してしまったようです。
納品
お客様にデータ復旧のご報告を差し上げた際、既に別の外付けハードディスクをご用意されていらっしゃるとのことでした。
データ復旧に合わせてハードディスクの診断して異常が見られなければ、外付けハードディスクケースを交換し予備として運用することをご提案させていただきました。
お客様よりご了承いただきましたので、診断にてハードディスクのチェックを行い問題がないことが確認できましたので、外付けハードディスクケースをお取り寄せ後、組み立てし納品させていただきました。お客様もデータが無事に復旧できて低コストで予備のハードディスクも用意できたとご安心されたご様子でした。
データ復旧のご相談いただく案件の中で、外付けハードディスクからの復旧のご依頼の割合は少なくありません。パソコンやIT機器に搭載された記憶媒体が少ないため、外付けハードディスクの方にデータ移動する方法を取られている方を多く見受けられます。この方法はバックアップにならず、データを一カ所だけに集中して保存することになりますので、復旧が必要になる＝データがそこにしかないという事態を避けるため、大切なデータは必ず2カ所以上の場所に分散して保存していただきたいです。
パソコンに加え、スマートフォンといった手軽に使えるIT機器をご家族でご利用になりますとデータは日々増えていく傾向にありますし、バックアップを習慣化することは大変な面もあります。外付けハードディスクや外付けSSDといった記憶媒体へのバックアップに加え、IT機器メーカーなどがサービスを提供・運用するクラウドサービスの活用・併用を検討されてみてはいかがでしょうか。
バックアップの取り方や機器選定といったパソコンなどIT機器に関する問題や疑問点がございましたら、近くのパソコンドック24までお気軽にご相談ください。私たちは常にお客様のお困りごとに真摯に向き合い、最適な解決策を提供することを心がけています。
この記事がご覧いただいたみなさまのお役に立ちましたら幸いです。
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