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今回、ご紹介する修理事例は「MacBook Pro 13インチ 2020年製」の本体が熱い症状についてです。
特にソフトウェアを何個も立ち上げて作業を行ったり、動画編集など処理の負荷がかかりやすいようなソフトウェアは使っていないにも関わらずここ最近、作業中に本体が熱くなり、ファンが高速回転して気になっているとのことです。
しかも、数日後に海外に行くので、現地では不安のため、急ぎでどうにかしたい!とお困りのご様子でした。
早速、お預かりして温度をチェック
CPUは仕組み上、どうしても熱を持ちやすく、どれくらいの温度が適正か明確な基準はありませんが、約40°〜60°が平均的です。
お客様のPCは「やや温度は高いかな…?」くらいでした。
内部をチェック
ファンにホコリが溜まっていると、内部に溜まった熱を放出ができず、熱くなりやすいです。
分解して、ダスターを片手にボトムケースを開けてみると…
おや?ホコリが全然ない!むしろ、綺麗…。
原因はコイツだ!
ファンにホコリが溜まってないとなると、OSシステムや内部データや常駐プログラムのせいか?
と、思いながら内部を目視確認すると、犯人は「水濡れ」でした。
本体が熱いレベルで良かったです!
このまま、放置していると電源が入らなくなる可能性があります。
処置とメンテナンス
水没痕をしっかり洗浄が完了した後、CPUグリスの状態をチェック!
経年によってグリスが硬化し始めており、ヒートシンクへの熱伝導力が低下しつつあるようです。
今後、長く使うために、しっかりCPUグリスも塗り直しました。
動作チェックと作業完了!
写真のように劇的に変わったわけではありませんが、しっかり温度が下がりました。
負荷テストを行なっても、「アチチチッ!!」とはならず、許容範囲内でした。
即日で作業完了しましたので、海外に行かれる前に間に合いました!
これで現地でも安心して使えると喜んでいただけました!!!
当店は、いつでも皆様のお力になりますので、お気軽にご相談ください。
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