皆さんこんにちは!パソコンドック24 府中店 です。
今回は「ヒンジ修理」です。
ノートパソコンの開閉部分が壊れてしまう現象で、イメージですが近年増えてきてる破損な気がします。
今回の機種はHPのProBook 430 G8 HSN-Q27Cです。
破損状況は個々違うのですが今回は…
破損状態
まずは破損状態を見ていきます。
左右上部にヒンジが飛び出しています。
液晶画面側の左右のメスネジを止めてるプラスチック成型が壊れてますね。
よく「何故起こるの?」と聞かれます。
ヒンジの開閉部が何かの原因で固くなってネジ受け部が耐えきれなくなって壊れると思いますが、パソコン使っていて気付くのは至難の業かと思います><
修理の準備
早速修理の準備。液晶側を取り外していきます。
裏の蓋を取外し、まずはバッテリーケーブル抜かないと何もできないので真ん中の赤丸部のケーブルを抜きました。
このパソコンは液晶側から液晶の画像出力ケーブル(右の赤丸)と無線のケーブル(左の赤丸)が基板に取り付けられているので外します。
修理対象となる、液晶側。
よく上半身などと呼ばれていますが、一先ずご対面出来ました!
修理作業開始
上の写真より、液晶パネル周りを取外し修理箇所にたどり着きました。
ここではヒンジを元の位置に置いて穴を開けネジを通していますが、この前には固くなってしまったヒンジをネジや潤滑剤を使って固さ調整を行い、ヒンジ位置出しと強化のためネジ部も修復してあります。
写ってない作業の方が実は大変だったりします…
完成予想図?
こちらの写真は今回の機種とは違うのですが、このように液晶を閉じた方にネジを突き通した上でナット止めします。
ヒンジ修理はパソコンの作られ方や破損状態などにより色々な方法で行いますが、修理する側としてはこの形がヒンジ止めを強化出来て一番安心します。
分解でも触れましたが、ヒンジ部分にはケーブルなども通っていますので、もし今、ヒンジ破損していて無理やりご利用中の方はお早めにお近くのパソコンドック24にご相談下さい!
パソコンドック24 府中店でした。
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