こんにちは!パソコンドック24 横須賀店 です。
今回は横浜市金沢区から、東芝のノートパソコンをお預かりしました。
お持ちいただいた時の状況
製造から15年近くが経過しているWindows7のこちらのノートパソコンですが、工作機械を動かすために32bitのWindows7が必要で、今でも使っているとのことでした。
複数のキーで反応が悪いため、キーボードパネルが劣化、壊れている可能性が高いです。
外付けのキーボードを使うわけにもいかないようでしたので早速修理をしていきます。
分解・診断
キーボード自体はネジ一つと、パームレストのツメを動かすことで外すことができます。
持ち上げる際はケーブルを傷めないように気を付けます。
キーボードパネルの裏側にキーボードの型番が書いてあるのですが、こちらのキーボードは新品の入手が困難になっており、同じようにキーボードの反応が良くない中古品がわずかに出回っている状況でした…。
とはいえ、表面はまったく同じ見た目で、裏面も固定用のネジの穴の場所が違うキーボードは新品で入手がまだできましたので、この部品を使って今回は修理をします。
矢印の場所以外、すべて同じでちょっとだけ型番が違うキーボード。
このネジ穴の出っ張りに合わせてPC本体側に穴を追加します。
基板側でショートする箇所はないものの、念のためポリイミドテープで保護します。
また、ネジで固定することはできないので両面テープで補強します。
修理完了
余談ですが、動作も遅いとのことでHDDの状態をチェックしたところ、不良セクタが発生している状態でした。
このPCはまだまだ頑張ってもらう必要があるとのこでしたので、キーボード交換をするついでにHDDをSSDに交換し、動作も快適にすることができました!
パソコンドック24では古いPCでもメーカーではできないような修理方法をご提案させていただいております。
お困りのことがありましたらお近くのパソコンドック24へお気軽にご相談ください。
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