こんにちは。パソコンドック24 本町店 です。
今回は大阪市中央区のお客様より、LG glam 13Z990をお預かりしました。
キートップが破損してしまい、大変不便な思いをされているとのことです。
さっそく見ていきましょう。
症状と診断結果
本体側のキートップ取り付け部を見てみると、瞬間接着剤で補修した跡がありました。
この状態では外れたキーのみの修理はできないので、キーボードパネル交換で進めることになりました。
キートップ修理で検索すると接着剤での修理を促す記事がありますが、処置を誤ると
キー1つの交換で済むはずのものが、キーボード全体を交換しなければいけなくなってしまいます。
修理作業
それでは分解していきましょう。
まずはいつものようにバッテリーを一番初めに取り外します。(写真は取り外し後)
バッテリーがついたまま作業をすると、ショートして他の部品まで故障するリスクがあります。
次の工程でマザーボードを取り外しますので、マザーボードに繋がっている小さなケーブルやコネクタを慎重に外していきます。
次に、マザーボードとUSBサブ基板を取り外します。
写真左上の四角く開いた穴の部分に元々電源ボタンがついていますが、
マザーボードを取り外す際にケーブルを切らないように気を付けます。
キーボードまであと少しです。
黒い保護シートを剥がすとようやくキーボードの全容が見えました。
無数の小さなネジでキーボードパネルが取りついていますので、全てのネジを取り外していきます。
何カ所かネジの大きさが違いますので、後で間違わないように覚えておきます。
外れました。
新しいキーボードを取り付けて、逆の手順で組み戻したら完成です。
さいごに
キートップ外れは、場合によっては窓口ですぐに解決できる場合もあります。
症状が悪化する前に、当店までご相談ください。
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