こんにちは。パソコンドック24 四国中央店 の森田です。
今回は愛媛県今治市のお客様より、東芝 Dynabookのノートパソコン「B65/DN」という機種をお預かりしました。
「秋にWindows10が終わるそうですがパソコンは買い替えるしかないの?」という店頭ポスターをご覧くださり、相談に来られました。
お持ち頂いたときの状況
「パソコンは普通に使えているけど、Windows 11に対応しているのか分からないし、自分でやるのは不安なのでお願いしたい」とのことでした。
お預かりしたパソコンの仕様は下記の通りです。
メーカー:東芝 Dynabook
モデル名:B65/DN
CPU:Intel Core i5(第8世代)
メモリ:8GB
ストレージ:SSD 256GB
OS:Windows 10 Home
選択肢としては4つほどあるかと思います。
1.Windows10から11にアップグレード
2.新品のwindows11または中古のwindows11に買い替え
3.ESU加入 サポート終了を1年先送り
4.別のOS chromeOSなどをインストール
今回のお客さまは相談の結果、1番の「Windows10から11にアップグレード」をすることになりました。
ただ、家族の写真を取り扱うことが多いとの事なので、SSDの使用量との兼ね合いで容量を256GBから512GBにしたり、処理スピードのことを考慮してメモリーを8GBから16GBにすることを提案せていただきました。
作業内容
1. Windows 11への対応チェック
→ Microsoft公式の「PC正常性チェックツール」で問題なし
2. 大切なデータのバックアップ
→ 別のSSDに一時保存し、万が一に備えます
3. BIOSの確認と設定変更
→ TPM 2.0とセキュアブートを有効に設定
4.メモリ増設
5. インストールアシスタントによるアップグレード
→ Windows 10から11へ、上書きインストールで実施
6. アプリとデータの確認
→ 既存のソフトやデータもすべて問題なく引き継がれていました
分解すると内部はこんな感じです。
SSD変換のアダプターがついておりました。
SSD256GBはsata接続の規格でした。
アップグレード後の状態
Windows 11が問題なく動作し、データもすべて元のまま。
容量が増えたので空き領域も増えました。
スタートメニューの配置や見た目が変わって驚かれていましたが、「思ったより使いやすい!」と喜んでいただきました。
Windows 10のサポート終了(2025年10月)に向けて、今後こうしたご相談が増えてくると思います。
「自分でできるか分からない」「対応しているのか見てほしい」
といったご相談だけでも大歓迎です。
ご自身で
Windows11に上げようとして失敗して、Windows11にもならない、Windows10にも戻れない、立ち上がらないパソコンが出来上がる。
そんな状況は取り返しがつきません。
性能のいいパソコンを末長く使えるお手伝いが出来れば嬉しく思います。
パソコンの「困った」を「解決」する地域のパソコンドクターとして、パソコンドック24 四国中央店にて皆様のご利用を心よりお待ちしております
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