こんにちは。パソコンドック24 大宮店 です。
今回は KIOXIA USBメモリ(64GB) の端子が折れてお困りのお客様からご依頼をいただきました。
破損状況の確認
写真の通り、USBメモリの端子が折れてしまっています。
この状態では保存されているデータにアクセスすることが出来ません……
ですがご安心ください、当店ではこのような状態のUSBメモリからのデータ復旧も承っています。
USB端子が折れてしまったのは残念ですが、幸いなことに端子を溶接する基板パターンは無事でした!
※基板パターンとは、プリント基板上に形成された導体(通常は銅箔)のことで、電子部品同士を電気的に接続するための配線や回路のことです。
USBケーブルを溶接して認識するか検証
この状態であればUSB端子を再溶接することで保存されているデータにアクセス出来る可能性があります。
元々溶接されていたUSB端子は脚が折れて長さが足りないため、別のUSB端子を用意して接続してみます。
溶接やデータバックアップ作業の取り回しを考慮し、今回はUSBケーブルを利用しました。
無事USBメモリが認識されました!
折れたUSB端子の脚を取り除きUSBケーブルの配線を溶接したところ、無事パソコンでUSBメモリが認識されました!
お客様の大切なデータは当店で新しく用意したUSBメモリへバックアップを行い無事ご納品いたしました。
USBメモリのデータ復旧について
今回のようにUSB端子が折れてしまっていても、データが保存されている基板が無事であればデータを救出することが可能です。
基板自体が折れてしまっていたり、データが保存されているチップが故障している場合はデータの救出が困難な場合もございます。
また、物理的な故障とは別に論理障害と呼ばれるシステム不具合によりデータにアクセス出来なくなることもございます。
(データが消えていたり、USBメモリのフォーマットを求められるなど)
当店ではデータ復旧診断を無料で承っています。※別途分解工賃が発生する場合がございます。
USBメモリの物理的な破損やデータにアクセス出来なくなってしまった際は是非一度当店へご相談ください。
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