こんにちは。パソコンドック24 前橋店 です。
パソコンを使っているとき、ふとした瞬間に飲み物を「ヒヤッ!」とこぼしてしまった経験はありませんか?
今回は、群馬県前橋市の大学生のお客様より、そんな切実なご相談をいただきました。
お持ち込みいただいたのは、学校生活で利用していた「Lenovo IdeaPadシリーズ」。
誤って栄養ドリンクをキーボードの上にこぼしてしまったそうです。
お電話をいただいた際、私たちは「すぐに、1分でも早く持ってきてください!」とお伝えしました。
というのも、今回こぼされたのが「栄養ドリンク」だったからです。
水とは違い、糖分や成分が含まれる飲み物は、乾燥するとベタベタに固まり、内部の金属パーツをあっという間にサビさせてしまう「天敵」なのです。
水濡れ分解診断と洗浄を実施
お客様がすぐに駆けつけてくださったおかげで、迅速に診断をスタートできました。
まずは「どこまで液体が入り込んでいるか」を確かめるため、慎重に裏蓋を外していきます。

裏蓋を外し内部を確認すると、一見大きく水濡れしている様子はありませんでした。
しかしながら、少量の液体はすでにマウスパットを通り抜け、メイン基板であるマザーボードのすぐ近くまで到達していました。
ノートパソコンの水濡れは、時間が経てば経つほど、汚れがこびりついて「硬直」してしまいます。こうなると、通電した瞬間にショートしてデータが消えてしまったり、二度と電源が入らなくなったりすることも。
お客様には現在の危険な状況を丁寧にご説明し、まずは最優先で「内部の特殊洗浄」を行い、これ以上の腐食を食い止める作業に入りました。


洗浄だけでは解決できない「操作感」の壁
基板を取り出し、キーキャップを一つずつ外して、専用の洗浄液で丁寧にクリーニングを進めます。

しかし、ここで一つ問題が発生しました。
最善を尽くして洗浄を繰り返したのですが、栄養ドリンクの強力な糖分が、キーボードのスイッチ機構の「奥の奥」まで入り込んでいたのです。

基板は綺麗になり、故障の心配はなくなりました。
ですが、実際にキーを叩いてみると、どうしても「指に吸い付くようなベタつき」が残ってしまいます。
これでは、何千文字もタイピングするレポート作成には耐えられません。
診断の結果、「パソコンの命(基板)は守れたけれど、快適に使うためにはキーボード自体の交換が必要」という結論にいたりました。
「今すぐ使いたい」に寄り添う、私たちの提案
ここで課題になったのが、お客様の「週明けからの授業」です。
交換用のキーボードは取り寄せが必要なため、通常はお預かり修理となります。
しかし、お客様からは「毎日パソコンを使うので、手元にないのは困る」というご要望がありました。
そこで、パソコンドック24ならではの柔軟なプランをご提案しました。
1.まずは洗浄で「安全」を確保。 一旦パソコンをお返しし、そのまま使っていただく。
2.部品が届くまでの数日間、不便ですがそのまま使用。
3.部品が到着したら再度お預かりして「キーボード交換」を実施。
この提案に、お客様も「それなら助かります!」と安心された様子でした。

後日、届いた新品のキーボードを取り付ける前に、本体側のフレームに残ったわずかな汚れも綿棒で完璧に拭き取ります。

このあと新しいキーボードを装着し、打ち心地が見違えるように復活!
すべての動作チェックを終え、無事に修理完了です。
もし、飲み物をこぼしてしまったら…
今回のケースでは、お客様がすぐに相談してくださったことが、基板故障を防ぐことができた最大のポイントでした。
もしパソコンに飲み物をこぼしてしまったら、焦って電源を入れ直したり、ドライヤーで乾かそうとしたりせず、まずは電源を切ってACアダプターを抜いてください。
そして、そのままの状態で私たちプロにお任せください。

「これって直るのかな?」「高額な修理になったらどうしよう…」
そんな不安も、まずは一度お聞かせください。私たちはただ直すだけでなく、お客様のご事情に合わせたベストな方法を一緒に考えます。
同じ症状でお困りの方はお近くのパソコンドック24までお気軽にご相談ください!
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