概要
機種:I-O DATA SSPD-SUTC1/S
症状:パスワード連続入力ミスでロック状態
対処:HDD解析のうえ、ロック解除及び再度パスワード入力にてデータ救出
こんにちは。パソコンドック24 京都・四条店 です。
今回は、京都市南丹市のお客様より「パスワード入力を連続で間違えてしまい、ロックがかかってデータにアクセスできなくなった」という外付けSSD(I-O DATA製)をお預かりしました。

1. 症状の確認
パソコンに接続すると、以下の警告ウィンドウが表示されます。

SHGate -警告-
ログイン失敗回数が上限に達したためデバイスはロックされました。
引き続きお使いいただくためにはデバイスの初期化を行ってください。
デバイス初期化ツールを起動しますか? [はい] [いいえ]
選択肢は「初期化」しかなく、通常の操作ではデータに辿り着けない状態です。
2. 本モデル(SSPD-SUTC1/S)の仕様について
このモデルはセキュリティが非常に厳重です。
・ロックの仕組み: 5回連続のミスを3セット(計15回)繰り返すと、完全にロックされます。
・暗号化: ハードウェアによるAES 256bit自動暗号化機能を搭載。分解して中のディスクを取り出しても、データを直接読み取ることは不可能です。
従来のHDPD-SUTB1シリーズ等に比べると、5回から15回と少しセキュリティは緩和されております。
3. 診断と解析
まずは本体を分解し、内蔵ストレージの状態をチェックしました。
・物理障害の有無: 不良セクタ(読み書きエラー)はなく、ハードウェア自体は正常。
・診断結果: 純粋な「パスワードロック状態」であることを確認しました。
4. データ復旧作業
独自のHDD/SSD解析を行い、内部のロック状態を解除。その後、元の筐体に組み戻して再度パソコンへ接続したところ……

無事にパスワード入力画面が復活しました!
お客様からお預かりしていた正しいパスワードを入力すると、内部のデータへ正常にアクセスすることができました。

5. 復旧完了
救出したデータを別の媒体へバックアップし、無事に納品準備が整いました。

同様のトラブルでお困りの方へ
I-O DATAのSSPD-SUTCB、SSPD-SUTC/S、SSPD-SUTC、HDPD-SUTB、HDPD-SUTC、HDPD-SUTC/Sといったシリーズは、ロックがかかるとメーカーでも「初期化(データ消去)しかない」と案内されることがほとんどです。
しかし、初期化さえしていなければ、データを救える可能性は残っています。
「大切なデータが入っているのにロックされてしまった」
「初期化してくださいと出て困っている」
そんな時は、決して初期化ボタンは押さず、まずはパソコンドック24 京都・四条店へご相談ください。
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