こんにちは!パソコンドック24 湘南台店 です。
本日は、2023年発売のDynabook GZ/HWLの起動不良修理をご紹介します。
電源を入れると黒い画面のまま起動せず、「Insert system disk in drive. Press any key when ready….」というメッセージが表示される症状でお持ち込みいただきました。
今回はNVMe SSDの故障による起動不良でしたが、あわせて発熱対策も実施しましたので、その様子をご紹介いたします。
持込時の状況

電源を投入すると、画面には
「Insert system disk in drive.
Press any key when ready….」
と表示されていました。
このメッセージは、起動に必要なシステムを読み込めない場合に表示されるエラーです。
原因としては、
・Windowsシステムの破損
・SSDの故障
・SSDの接続不良
などが考えられます。
まずはストレージの状態を確認するため分解を行います。
分解作業
表示内容からストレージ関連のトラブルが疑われます。
近年のノートパソコンではNVMe SSDが搭載されていることが多く、SSDの故障によって同様の症状が発生するケースがあります。

まずは本体裏面のネジを外し、内部へアクセスしていきます。
Dynabook GZシリーズは比較的シンプルな構造ですが、ツメを破損しないよう慎重に分解作業を進めます。

裏蓋を取り外すと、バッテリーや冷却ファン、ヒートシンク、NVMe SSDが確認できました。

内部には大きな汚れや異常は見当たりませんでしたが、起動不良の原因を特定するためSSDを取り外して診断していきます。
搭載されていたNVMe SSDを取り外し、専用機器で状態を確認しました。
しかしSSDは正常にマウントすることができず、内部データへのアクセスも不可能な状態でした。
診断の結果、NVMe SSDの故障と判断しました。
今回はデータ復旧のご希望がありませんでしたので、新品SSDへの交換をご提案させていただきました。
SSD交換・Windows再インストール
故障したNVMe SSDを取り外し、新しいNVMe SSDへ交換します。
その後、Windows 11のクリーンインストールを実施し、各種ドライバーやWindows Updateを適用して環境を整えていきます。
インストール完了後は正常起動を確認し、動作も快適な状態まで復旧することができました。
発熱対策も実施
今回の診断中、CPUへ高負荷がかかった際に発熱が大きくなる傾向が確認されました。
Dynabook GZ/HWLは薄型・軽量設計のモバイルノートパソコンのため、長時間高負荷状態が続くと内部温度が上昇しやすくなります。
そこで、
・内部清掃
・冷却機構の点検
・冷却シートの追加施工
を実施しました。
さらに、お客様とご相談のうえCPUの動作設定を見直し、性能と発熱のバランスを考慮した設定へ調整いたしました。
これにより高負荷時の温度上昇が緩和され、SSDや内部部品への負担軽減も期待できる状態となりました。
修理完了

今回はNVMe SSDの故障によって起動できなくなっていたDynabook GZ/HWLの修理事例でした。
新品SSDへの交換とWindowsの再インストールにより正常起動を回復し、あわせて発熱対策も実施することで、より安心してお使いいただける状態へ改善することができました。
パソコンが起動しない場合でも、ストレージ交換やWindowsの再インストールで復旧できるケースは少なくありません。
「買い替えかな?」と思われる前に、ぜひ一度パソコンドック24 湘南台店までご相談ください。
スタッフ一同、皆様のご来店を心よりお待ちしております。
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