今回は、ファンエラーの修理です。
暑くなってくると、多い事例です。
起動時FANエラーが出て止まってしまうということで、お持ち込みいただきました。
マシンは、HPのdv7です。人気モデルなので使っている方も多いと思います。
まずは、起動確認からです。
赤丸のところが、エラー表示です。
いきなり、こんなエラーがでると、びっくりしてしまいますね。。
これは、マシンが「ファンにエラーがありますよ~」とメッセージをだしています。
診断機能が働いている証拠で、ある意味、正常にうごいているということです。
早速分解していきます。
クリーニング・熱暴走対策
まずは、データの保全が最優先ですから、記憶装置(ハードディスク)を外します。
次に、キーボードをはずして内部にアクセスいたします。
やっと、メイン基板(マザーボード)が見えてきました。左上にファンが見えています。
メイン基板(マザーボード)をはずします。
この段階では、ファンは、ピクリとも動きません。
回転部分は、何年がつかっていると、どうしても劣化してしまいます。
CPUファンを交換して、同時にCPUの冷却効率を上げるグリスも新しく塗りなおしました。
CPUグリスの劣化も温度上昇の原因になりますので、FAN交換の時は、同時に実施いたします。
これだけで、大体20℃くらい温度が下がるので、マシンも長持ちいたします。
交換後、FANエラーも出なくなり正常に動作確認できました。
今回も、無事に直って何よりです。
何年か使っていると、駆動部分は劣化いたします。
最近ファンの音が大きいな?と思ったら、ファンの劣化が考えられます。
そのまま使っていると、内部の熱が高くなり、他の故障を引き起こしてしまうこともあります。
「おかしいな?」と思ったら、パソコンドック24 厚木店へお気軽にご相談ください。
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