電源は入るが画面が真っ暗で起動しなくなったMacBook 2008 Earlyをお預かりしました。
早いもので発売からもう10年が経過しようとしているMacBook 2008 Earlyですが、今見ても古さを感じず愛らしいモデルです。そろそろ買い替えの時期かなとも思うのですが、愛着があるとの事で修理をご依頼いただきました。
分解して内部を確認します。長年の使用でホコリや汚れがひどかったのでまずはクリーニングします。その後メモリを抜いてみると・・
接点の金属部分が見たこともないような白いカビ状のもの(上の画像)で覆われています。下の画像がクリーニングをした後です。同じようにメモリスロットもクリーニングして再度起動してみましたがダメでした。これはロジックボードを交換するしかないようです。
ロジックボード補修
それと気になった点がもう一つ。キーボードの裏のケーブルの一部【〇】の弾力性がなくグラグラしています。テスターで導通を確認すると、案の定断線しています。こちらも交換が必要なようです。
こちらが取り寄せた中古のロジックボードです。早速、このロジックボードとケーブルを交換します。
交換したものを組み上げ、電源をオン!
無事に「ジャーン」と起動音が鳴って、起動できるようになりました。
新しいモデルと比べると若干画面が暗いですが、まだまだ現役で使用に問題はありません。お客様も『思っていたより安く済んで助かった』とお喜びでした。
当店では古いMacの修理のご相談をよくお受けします。中には修理が困難なものや買い替えをお勧めする事も多いですが、お客様のご要望があればもちろん修理を承ります。いつでもご相談ください。
MacBook 「正常に起動しない」の症状は?(修理に関する参考費用はこちら)
動作が遅い・固まる(修理に関する参考費用はこちら)
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